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第204話 新選組 ページ11

あ「…うん
じゃ もう行くね!」


姫「あっ!」



またまた窓から飛び降りる
今回は屋根ではなく、普通に道端へと降り立つと
ピピーと笛の音



?「あんた上から降りて来たけど
一体どこから降りてきたわけ?」


あ「え いや〜…その…」


?「おお 沖田さんじゃないですか
ここ見回りの所でしたっけ…?」


沖田「ああ、そうだったはずだ
お前どこの隊だ?」


?「観察組のほうです
非番ですよ
こいつは友達なんです、こいつタフなやつで
上からよく飛んできたりするもんだから
びっくりするのは日常で…」


沖田「…そうか じゃあ言っておく
新選組は怪しい奴はすぐ捕まえるからな いいな?」


あ「…はい(この目、見透かしてる…)」


?「ほら、行くぞー!」


あ「おわっ!」



知らない男に連れられて
路地裏へとやってきた
助けてくれたように見えるが、知らない人
警戒は外さない



あ「だれ?」


?「…下手に上から飛び降りることはしないほうがいいな
夜だったとはいえ、視界が悪く、見づらいからばれなかったが
昼間は別だ」


あ「…おじさん?」


十六夜「まったく…新選組に見つかるとロクなことがない…」


あ「ありがと おじさん
助かったのはいいけど、あの沖田って人
私になにかあるってことは分かってそう」


十六夜「あいつは勘が鋭い奴だ
ま、これから気を付けることだな…」


あ「おじさん
昨日の件なんだけど、あの刀って
偽物じゃないでしょ?」


十六夜「…なぜだ?」


あ「いや、そんな気がしただけだよ
青い服着た人には気を付けるよ
ありがとね!」


十六夜「…なぜかあいつにはばれるんだよな…
他とは違うオーラ…何があるんだろうな」






あ「そういうことで、絡まれた」


時雨「いや、馬鹿だろお前!?
上から降ってきたら止められるに決まってんだろ!?」


琥珀「そうだよ!
ところで、新選組ってなに?」


あ「それ思った」


呉羽「幕府に反対する攘夷志士たちを
捕まえたりする非公式の人達を新選組って言います」


あ「へー…」


琥珀「なるほどー」


時雨「にしても、青い服着ていたのが新選組だと
昨日夜に見かけたのが新選組ってことだな」


呉羽「どうするんですか? これから」


あ「もう3日ぐらいは和国にいるよね…
そろそろ出る?」


時雨「まだエレメントがあったら
取り逃すのは嫌なんだが…」


あ「それがね…どうも、新選組に何かありそうなんだよね…」


時雨「なんでまた…」


あ「やっぱり感かな」

第205話 新撰組本部(少し変えました)→←第203話 前へと進め



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作者名:アクサモ(音羽) | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年1月10日 1時

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