第186話 ハロの襲撃 ページ41
こうして昨日と待ったホテルにまた戻ってきた
そして、明さんの部屋へと向かった時
突然音が聞こえた
あ「なに!?」
時雨「! 窓に今…
くそっ あの猫野郎!」
あ「ちょっと! 時雨!」
琥珀「ええ! 二人とも!」
呉羽「まったく…
確か今上ってったのはハロでしょうか…?」
琥珀「だとしたら、明さん目当てか!」
話し声が聞こえる部屋のドアは
破壊されていた
そこに来るとハロがちょうど男の人に向かった時だった
反射的にその爪を剣で押さえる時雨
時雨「セーフ…っと!」
あ「ギリセーフ! さっすが時雨!」
時雨お前もやれるだけやれよ!」
あ「そんな反射神経あるわけないっしょ」
?「?」
時雨「てめぇ! ハロ!
お前のところの天狗がこっちに喧嘩吹っ掛けてきただろうが!」
あ「そーだそーだ!(喧嘩っていうより大会でだけど…)
でも、なんでハロがここにいるの?
ルビーもいないし…」
ハロ「あの天狗…僕たちに黙って行動していたにゃんて…
あとで叱ってやらにゃきゃ…」
時雨「んだよ 上司なのかよ お前
おっと 大丈夫か? えーと…」
あ「明さんだよ 時雨忘れたの? 鳥頭?」
時雨「鳥頭なのはお前だよ アホ
知識一つなかったくせによ」
あ「んだとー。」
ハロ「…エレメントはまた今度にゃ…
次会うときは今度こそエレメントとってやるニャ」
時雨「おうおう 小物臭がしてるぞ〜」
ハロ「ギリッ」
ハロは窓から飛び出して消えて行った
男の人は一息ついて椅子に座る
あ「えーと、いきなり来てすいません…」
?「ああ おかげで助かったよ
で、君たち4人はエレメントのことで僕の所に来たのかな?」
琥珀「間に合ったんだね〜」
呉羽「明さんですね」
明「そうだ
僕の質問に答えるつもりはあるかい?」
時雨「あんたあの、五人の中の一人だろ
覚えてないかもしれないけど
ラルクで会ってるはずだ」
明「その時雨って名前に見おぼえがあると思ったら
ラルクのものか
悪いが、力を借りるつもりで来たんだろうが
僕は渡すことしかできないよ
もう僕に力はないんだ」
呉羽「力がない…?」
明「ある日ぱったりと使えなくなってしまった…」
時雨「じゃあ…エレメントを封印できない…」
明「! 封印しようと思っていたのか…?
それにその腰の物…
時雨 お前集めてるんじゃないだろうな…?
せっかくバラバラにしたのに
集めてどうするつもりだ!」
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