第154話 Aブロック開始! ページ5
時雨「いよいよ、はじまるな…!」
あ「…」
時雨「さっきぶつかったのってルビーだったんじゃないのか?」
あ「ううん ルビーと違う声だった…
一体誰だったんだろ…」
時雨「まぁ忘れろよ
これ見て、少しでも戦術を考えないとな
ただでさえ、エレメントは使えないんだ」
あ「そうだね…!」
デトワール「それでは!
よーい……はじめ!!」
開始の声とともにカーンという音が会場に響くと
浮き上がる選手たち
最初は様子を見ている選手たちだが
次第に端のほうから戦いが始まった
デト「それでは、Aブロックの注目選手をご紹介しましょう!
まずは、過去に二度優勝経験がある
大男 デュラマー!!」
あ「でっか! あれでよく浮けるものだね」
時雨「あの大男ほどの体重をも持ち上げることができるのか…」
デト「続いてはどんな男でも確実にハート狙う魅惑の美女!
サマンサ!!」
サマンサ「ほら、堕ちてよ?」
「はっはい〜!」「はぁ…」
デト「さっそくもう脱落者が出ておりますね!」
時雨「…? 悪い 少し抜けるな」
あ「どうかしたの?」
時雨「クロウからだ
ここじゃ声が大きくて聞こえないからな」
あ「りょうか〜い
それにしても、多いものだな……
ん? あの人どこかで…」
?「っと 悪いけど俺をボードから落そうだなんて
ずるがしこい考えはこの大会には必要ないっての
じゃあな!」
「わ〜!!」
あ「…っ! 思い出した!
あの人 ラファエルじゃん!」
デト「あの若者なかなかやりますねぇ…
残りあと数名となってきましたよ!
強者が多い今回の戦いはどうなるのでしょうか!」
あ「これあれだな…ラファエルの勝ちだね」
ラファエル「悪いけど あんたらお二人さんと
Aブロックの皆さん
全部終わらせてもらうぜ…!!」
あ「あっ 卑怯だな…
竜巻使った」
あっという間にみんなは巻き込まれて
地へと落ちてしまった
竜巻のせいで全く見えなかったデトワールはそれに驚くが
Aブロックはラファエルの勝ちとなった
あ「…ラファエル 卑怯だよ あれ」
ラファエル「ん? おう Aか
この大会に出てるのか
俺にとっては暇つぶしさ」
ラッキーアイテム
フロリト産のほうき
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