【オリジナル】EREMENT５ (ページ26)

今日:11 hit、昨日:33 hit、合計:5,786 hit

第１７２話　天界への襲撃ページ26

イムホテプ「ゼウスお前の意見ではないだろう？」

ゼウス「はい…まぁ…本心ではないですが
友を捕らえ、死へと追いやったのは私も含まれてます
友のために力を使うことは本心です」

イム「…アマテラスはいいのか？」

ゼウス「…彼女には言ってきました
ところで、最近ミルカーナを見かけないのですが
何かご存じないですか？」

イム「ミルカーナ…ああ、万物の…
彼女は見てないな…それと…ルシファーのやつも
最近見ないんだ」

ゼウス「…あいつは堕ちかけてました
私と前に会った時にはつけ根が黒く…」

イム「！じゃあ…あいつは堕ちた…のか？」

ゼウス「おそらくは…
では、そろそろ行きます
天界の事…アマテラスとミルカーナの事よろしくお願いします」

そういってゼウスは人間界への入口へと向かって行ってしまった
残されたイムホテプは魔界のほうの空を見て
不吉な空だと思った

ガイアとゼウスが封印しに大地へと降りた後
魔界の軍勢が一気に天界へと攻めてきた
神様たちは魔界の軍勢と対峙した
一気に天界は戦場と化したのだった

イム「いいか！絶対に天界を落とされるな！」

ヌト「わかってますよ…」

アマト「…イムホテプちょっといいか…？」

イム「なんだこの大事な時に」

アマと「ヌトは…あいつは堕ちかけてる！
天界がピンチになったとき
救ってくれるとは思わない」

イム「…なんとなくわかっていたよ
まぁその時はその時だ…
アマトほかの神をまとめてくれ」

アマト「わかった！」

アマテラス「イムホテプ様！
魔界の軍勢はすぐそこまで来てます！」

イム「食い止めるぞ」

アマテラス「それと…」

イム「なんだ？」

アマテラス「実は…魔界の軍勢の先頭に…
ルシファーの姿が…」

イム「やはりか…」

攻めに来た魔界のみんなは
ルシファーを先頭にして天界に来た
私は一人外れて別の場所へと来ていた
それは天界の中心の塔
この塔の名前は…

？「神の塔」

？「…」

？「…ミルカーナあなた堕ちたのね」

そこで私は目が覚めた…
そうだこれはミルカーナの…私の過去のことじゃないか…
私がここで目をそらして言葉だけ聞いていても
私は人間界に人間として存在してることが分からない

ミル「アマテラス…ごめんね」