第167話 4つの大地のはじまり ページ21
プロメテウス「そうか ハデスが…」
ゼウス「長きお勤めご苦労様です」
プロ「…人間の大地の小さな場所
ゴルドがある町の大地を築いた
4つの大地全体をプロメタと名付ける
…あとはお前たちで決めるといい」
アルファル「ありがたき幸せ!」
ロフト「じゃあ、僕の大地はゴルドがある所ねぇ〜」
マトリア「ええ! ずるい〜!」
ロフト「もう決めた〜」
マトリア「うぅ…いいもん!
下にするから!」
アルファル「ボルグ神 君はどうする?」
ボルグ「…どこでもいいさ
勝手にしろ」
アル「では左上にいたします」
ボルグ「…ここだな」
プロメテウス「好きなようにしろ
街を築くなり、湖を作るなり…
ただし、人間を殺すなどすることがないように…いいな?」
ロフト「当たり前だよね〜」
マトリア「不思議な世界にしよっと」
ボルグ「(黒くよどんだ世界に…ククク…)」
ゼウス「…はぁ…ミルカーナはあれから元気はない…
当たり前だな…友 ハデス…」
?「これはこれは…ハデスを捕まえたゼウスじゃないか」
ゼウス「…ルシファー…」
ルシファー「にしても…えらいものは肩が凝るよな…
何にもやらねぇんだもん」
ゼウス「またそういうことを言う…
で、どうなんだ?
ハデスのことをなんか言っていたか?」
ルシファー「ああ、魔界の魔王が死んでほっとしてるだとよ…
でも…あいつら、ミルカーナが作った珠に興味を持ったらしい」
ゼウス「珠? ああ、力を込めた珠か」
ルシ「なんでも、ミルカーナは万物の力…
あれを壊すなんてもってのほかだ」
ゼウス「お前自身はどうなんだ?
珠を作った理由としてはあいつは人間のためと言っていた」
ルシ「…ほう? 人間のためか…ふははは!
これは面白い!
あの愚かな人間に万物の力が宿った珠など渡せば
争いが起きるに決まってる!」
第168話 恋は神様の運命も変える→←第166話 天界は喜んだ
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