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第163話 ミルカーナ ページ17

サンドクロックローズによって
意識は砂時計に吸い込まれて
私の記憶をさかのぼっていく…
その中で見えてきたものは…




?「おい、また来たのか…
いっつもここに入るよな…」


?「またか…」


?「すいません ここに
力についての本はありますか?」


?「そこだよ
取ったらさっさと行ってくれ
私は味方だが、私まで非難されるのは
ごめんだからね…」


?「迷惑かけます…それでは…」




あそこにいるのが私?
髪の色が毛先の色と逆になってる
力の違いを感じる
それでも、神様であった私は笑顔だった


ついて行くと天界にある街が見える場所
向こうは気味が悪いほど黒く淀んでおり
空気も浮かんでいるものが黒く見える
あそこはきっと…




あ「魔界…」


?「誰かいるの?」


あ「あれが私か…」


?「ねえってば!
声聞こえてるよ!
オーラ消してるでしょ!」


あ「誰を探してるの…」


?「見えないけどあなたのことよ!」


あ「…? あれ?」


?「やっぱり、自分だと思ってなかったんだ…
ここら辺かな? 誰?」



あ「なんで聞こえてるの…?」



?「誰だかわからないけど
よくここがわかったね」



あ「ついて行ったから…」


?「うっそ!?
オーラ消してたのに…
そのままでいいよ」


あ「あなたには見えないし
みんなにも見えるはずないの」


?「ちょっと待ってよ…
視!
よしっ! 見えたよ!
って私にそっくり!」


あ「うそっ…?
…はぁ…」


?「ため息つかれた!?」


あ「ねぇ…どうして嫌われてるの?」


?「見た目はほかの神様と同じ
でも、力が違うのは困るよね…
店主も味方って言ってたけど
あの感じじゃ…ねぇ…?」


あ「どういう力なの?
ミカエルとか…ガブリエルとかの力?」


?「ミカエル?
噂の赤子のこと?
どうして知ってるの…
属性の力ではあるんだけどね…

私は万物の神だよ」



あ「万物の神…?」


「うらー! 覚悟!!」


?「こうやって時々やってくる
悪魔潰して、力を調整してるの」




悪魔?
そんなものこの炭になったよ…




?「あー、私はミルカーナ
よろしく! 私のそっくりさん!」





この人私より元気だ
と言っても自分だし…
思わずため息が出てしまうほど
琥珀のように元気だった

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フロリト産のほうき


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作者名:桜音羽 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年10月14日 1時

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