【オリジナル】EREMENT５ (ページ15)

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第１６１話　Cブロック終了！ページ15

時雨「これのどこが恥ずかしがってるんだよ
これはスカートに見えるが中はズボンだ」

そういってパラッと捲った
ガンジは顔を少し伏せて
Aは何とも言えない顔であきれているようにも見える
ラファエルは乙女のように顔を手で覆っている
観客みんなが唖然としていた

デト「ちょ！ちょっと！時雨さん！？」

時雨「ん？なんだよ
別にいいだろ？スカート捲って見せてるわけじゃねぇし」

ガンジ「お前には羞恥心というのがないのか！？」

時雨「あーそうだなでも、もういいって」

そういうと次の瞬間、時雨はガンジの目の前から姿を消した
ガンジはそのことに反応が遅れて辺りを見回す

あ「あーこれ勝ったね」

ラ「なんでわかるんだよ！？
あいつ戻ってきたらちょっと怒るわ」

あ「時雨はああいうことをする奴だようん」

ラ「嫌だあの子…」

時雨が姿を消した後
ガンジは探しているが一向に見当たらない
そして、次に姿を現したのは
ガンジの上だった
その手に持ってるのは時雨の剣だった
胸の前に剣を立て目を閉じている
その姿は何かを祈っているように見える

ガンジは上にいるのがわかったが
時は既に遅く
時雨は剣を振り下ろすようにガンジの後ろを落ちた

ガンジ「ハハハ！外してるぞ？」

時雨「…クク…外してないさ
これはザクロさんが教えてくれた
ラルクの技だ…
まあ…楽しかったよ！」

清々しいほど笑顔を作った時雨は
剣を腰にしまった
すると、ガンジが乗っていた機械が半分に切られて
バランスを崩した大きな体は容赦なく地面へと落ちた
だが、終わった訳では無い
他にも挑戦者がいる訳で気を取られていた
選手達が次々とほかのものに戦いを挑むが
時雨のところには何故か誰も来ない

時雨「…？なんで来ないんだ？」

あ「そりゃ、あんなもの見せられた後じゃねぇ…」

時雨「えっ…」

ラ「挑むやつもいないわけだ…」

時雨はそれに悲しんだのか
(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝとした顔でこちらを見る

あ「いや、見られても困るよ
そんな表情で…」

すると、時雨に挑むものがやってきたが
向かってきたやつを軽く避けて
蹴りやら拳をぶつける
次々と来るがあっさりと時雨に負けてしまった
そして、いつの間にか最後の1人がやられて
時雨しか残っていなかった

デト「あっ！勝者時雨さんです！
圧倒的強さでCブロックあっという間に終了です！
いやー…戦闘民族怖いですねぇ…」