死者 ページ13
Aside
ベルモット「久しぶりね、ブランデー」
A「……」
A「殺すの？」
ベルモット「……殺さないわよ」
ベルモット「貴女は単独でも任務を遂行した」
A「当たり前だ」
ベルモット「どうして？」
ベルモット「私たちを恨まないの？」
A「同じ穢れた血だからな」
A「恨んでも意味が無い、この世界は」
ベルモット「……」
A「それが私のも生きてる世界」ﾊﾞﾝｯ
A「……」ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
A「最後の賭けに出てみるか…」
A「……」
今日は月が綺麗だよ…キュラソー、アイリッシュ
ベルモット「あら、連れてくる手間が省けたかしら？」
A「忘れたの？私は情報屋でもあるって事」
ベルモット「えぇ忘れてないわよ」
A「どうせ殺すんだろ？」
ベルモット「あら上手く演じてたつもりだけど」
A「悪いけど、そんな簡単な手口は困るよ」
ベルモット「どうして燃やしたのかしら？」
ベルモット「この建物を、炎の海にして」
A「お前と一緒に死ぬためだよ」
ベルモット「ﾌｯ……」ﾊﾞﾝｯ
A「……」ﾊﾞﾝｯ
ベルモット「流石ね……」
A「腕掠ったくらいだろ」
A「次は頭だけど」
ベルモット「ﾌｯ……」
ヘリコプターが真上を飛びロープでベルモットがヘリコプターに乗り込む。
A「元からこうするって…わかってたわよ…」
A「……」ﾊﾞﾀｯ
A「ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...」
とりあえず…逃げなきゃ
A「ここまで……来れば」
A「ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...」
コナン「A！！」
コナン「何処だ？！」
赤井「居たぞ！」
A「……これ」
コナン「なんだよこれ？！」
A「組織の情報」
A「ほぼ全てだ……」
赤井「動くな傷が……」
A「私の心臓には…爆破チップが…埋め込まれている……」
A「もう時期…爆破される……」
A「だから早く持って逃げて……」
バーボン「ブランデー？！」
A「いいか……ラムは、黒田…兵衛……」
バーボン「だが彼は公安の？！」
A「んなもん……警察の……」
A「ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...」
A「……小さな探偵……」
蘭「コナン君！！」
バーボン「蘭さん？！」
蘭「A？！」
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作者名：澪 | 作成日時：2020年6月13日 23時
