ソウルメイト (ページ5)

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ふしだらと
言われてもしゃーないと思う。

でも

僕の
限界にきている心を

癒せるのは

誰かの
温もりで

それが
ふっかさんやった。

お酒の匂いと

ふっかさんの匂いと

僕の匂いが絡まって

生きてる実感がした。

自分の音も

ふっかさんの音も

僕の耳に
クリアに響いて

驚いた。

だって

ずっと

モヤがかかって
聞こえていたから。

彼の顔が
何回か浮かんできて

涙が零れたけど

ふっかさんは

何も言わず
唇で拭き取ってくれた。

一緒にお風呂に入って

また触れ合って

果てるまで
そうしてた。

「大事にするから。」

「してや。」

そうして
始まった僕ら。

「またお前ら一緒かよ～」

メンバーに
突っ込まれる位には

同じ時間を過ごしてた。

自分でも

少しずつやけど

自然に笑えるように
なってきたと思う。

夜1人で過ごせる日も
増えてきた頃、

「たまには
ふっか、貸して。」

今まで僕が
独占してもうてたからな。

仕事終わりに
引っ張っていかれたふっかさん。

今日どうしよ、
ま、食べんでええかぁ。。

なんて思いながら
ゆっくり帰る準備しとったら

「この後一緒にご飯行かない？」

僕の大好きやった声が
背後から聞こえた。