ソウルメイト (ページ8)

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「座って待ってて。」

ソファへ座るよう
促されたけど

落ち着かんくて
ソファとテーブルの間に
ぺちゃっと座った。

髄分前になるけど

前来た時より
綺麗にしてある。

もぅ！めめ、綺麗にし～や～。
滑って転んでまうやん？

て、よう言うてたのに。

めめも、
やっぱり変わったんやね。

それか、
誰かええ人おって
片付けてくれとるのかもしらん。

前と比べて

違ってるところを見つけては
落ち込んだり、

同じところを見つけたら
なんか嬉しくなったり

そんな繰り返しを
やっとったら

いつの間にか
ご飯ができてたみたいやった。

「こーじ！
お待たせ！」

「はいっ、どーぞ！
自信ないけど」

テーブルに並べられた食事は
どれも美味しそうで

お腹空いてないって
言うてたのに

ぐ～とお腹がなってもうた。

「沢山食べて」

僕だけや。と
勘違いしそうになる
そんな優しい顔で

微笑まんといてくれ。

何度やって
めめに

恋してしまう。

「めめ、
めっちゃ…美味しい。」

「良かった」

だからな、めめ。

あんま、見やんといて？？

ドキドキして
めめの方向けへんから

黙々と
食べることしかできんかったのに

「良かった。
いっぱい食べてくれて。」

ホンマに心配した声で

そいで、、
ポンポンしやんといてよ。。

好きが止まらんくなるやん。

それから
しばらくお互い黙々と食べてて

沈黙を破ったんは
めめ、やった。