古畑中学生

６話 ページ7

しかし…
彼が私を救ったことがたちまち学校に広がり………


生徒『三時間目の休み時間に…』


A『ちゃんと探した？』


生徒『どこ、探しても見当たらないんだ…』


向島『そりゃあ、心配だな…』


A『ねぇ！話、聞いてた？』


古畑『大体は』


A『分かった？どこにあるか…』


古畑『教室はくまなく探した？』


生徒『探した!!』


古畑『でも、、、

彼の足ではそう遠くには行けないはずだ…』


生徒『だから不思議で

仕方がないんだ…』


古畑『(生徒の織ってある足の裾に手を入れ…)(^-^)』


A『あったぁ…』


生徒『ありがとう！』


〜タバコ〜

野々山『どう思う？』


A『中学生でタバコは…』


向島『そっち？』


古畑『ここに、歯形が…

かなり強く噛み締めた後が残っています』


A『他の吸い殻にも…』


古畑『つまり…

一人の人間が吸ったと考えて間違えはありません。

１０分の休み時間に６本となると…

かなり肺活量のある人物です…』


A『すごっ…』


野々山『他には？』


古畑『この揉み消した後から判断して…


身長は、約170�以上。

中学生にしては大きめです…

さらに、かなりしゃげています…

ポケットに、入れてこれだけ変形するということは、

極めてパンパンな制服を着た人物だと考えられます…

この条件を満たしているのは、一人しかいません。』


A『…あ！私の後ろの席の…』


向島『真鍋だっ!!』


野々山『中々やるなぁ…

探偵さん。』


古畑『(^-^)』

７話→←５話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す