今日からウチの子 ページ32
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猫を拾った。
アクアマリンみたいな、綺麗な水色の瞳を持った黒猫だった。
まだ全然小さくて、寒さでプルプルと震えているような子だった。
それなのに、私が差し伸べた手に嬉しそうに擦り付いて、舐めて、じゃれつく、とても人懐っこい子でもあった。
〜〜〜〜〜
気がついたのは、事務所の裏口から外へ出た時だった。
藤乃さんと一緒に車に乗り込もうとしたとき、かすかに「みゃぁ」っていう声が聞こえた。
『猫？』
藤「ちょっ、ねぇ桜！」
どうしても気になった。
だってかすかに聞こえた鳴き声がもう可愛いのに、実際の猫ちゃんはもっと可愛いだろうに。
『(会わないなんてもったいないでしょ！？)』
竜堂桜、今年で21歳。
ただ今深刻な猫不足です。
ツナとシャチに会いに行きたいけど、そんな時間は無い。
そしてさっくんとの予定も合わない。
猫カフェに行けば会えるけどバレると面倒だし、何よりも猫からモテ過ぎてしまう(笑)から出禁になりそうで怖い。
『一目！一目でいいから！』
藤「その熱量を番組アンケートに分けなさいよ、。」
なんか呆れられてるけど、まぁいいや。
と心置きなく猫を見に行くと、そこにはダンボールと薄汚れたタオル、そして水色の瞳を持った黒猫がいた。
「みゃ〜」
『・・・・・見つかっちゃった、』
猫を見つけて、一目見たら戻ろうと思ってた。
だってこの子は野生で、一人でたくましく生きているんだろうから。一度人間が無責任に甘やかせば、この子はもしかしたら一人では生きにくくなる可能性だってある。それは絶対に避けなければいけない。
でも私は猫へ手を伸ばした。
「ｺﾞﾛｺﾞﾛ」
撫でるとこの子はすぐにノドを鳴らした。
「もっと！」という風に離した手を掴んで離そうとしなかった。
・・・・・この場から去ろうとすると、この子は私の後をついてきた。
『・・・・・あ〜。
あんま、無責任なことはしたくなかったんだけど、。』
まぁしょうがない。自業自得だろう。
私はカバンから大きめのタオルを取り出して、それで子猫を覆い、抱き上げた。
『あのダンボールとタオルはさすがに不衛生かな、。
ん〜と、あとは、、、』
スマホでLINEを開いて、猫のプロフェッショナルである
『ま、最後まで責任は持ちますか。』
懐いてくれたんだったら、その分の恩は返さなきゃね。
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kanayamamoto112(プロフ) - 作者さんリクエストありがとうございます。凄く面白かったです。続き楽しみです。 (1月4日 20時) (
レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
R - うわぁ〜！！！続き楽しみすぎます！ (1月4日 19時) (レス) id: d3946a8e90 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - リクエストを聞いていただきありがとうございます。KATーTUN上田さんとのお話とクリスマスのお話面白かったです。更新頑張ってください。 (12月29日 19時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさく @非ログアカ - kanayamamoto112さん» うぅ… 申し訳ございませんが、作者が「うたプリ、って何？ゲーム？ライブとかあるん？」ていう状態なので残念ですがお断りさせていただきます…🙇 もちろん、作者の書けそうなものの場合はお引き受けしますのでこれからもお願いします！ (12月29日 15時) (レス) id: bbaadc5f21 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 作者さんリクエストなんですけどヒロインちゃんがリベンジのためにメンバーを巻き込んでスタッフかお客さんに変装してうたプリのLIVEに潜入するが最終的に宮野さんに気づかれたことでリベンジを失敗するが見たいです。 (12月28日 23時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこさく | 作成日時：2023年12月21日 14時
