【呪術本編】No,15 幼魚と逆罰 −参− ページ22
No side
吉「“好きの反対は無関心” なんて初めに言った人は、ちゃんと地獄に落ちたでしょうか。」
とある住宅街の地下、下水が流れ込むトンネル内。
本来水の音が響くであろう場所に、1人の青年の声が響いた。
吉「悪意を持って人と関わることが関わらないより正しいなんてあり得ない。
“好きの反対は嫌い” です。
日本人って好きですよね。
真人「みんな言葉遊びが好きなのさ。」
そしてそんな彼の目の前には、奇妙な
顔や首、手足にはツギハギがあり、その身体を黒いローブらしき服で覆っている。その顔には軽く笑みが浮かんでおり、ほんの少しだけ子供っぽさも感じられる。
そんな
真人「何故なら人間は、
言い訳をしないと生きていけないからね。」
平然と言い放つ真人の目の前にも、また異形の
吉「これは？」
真人「1人の人間をどこまで大きく出来るのかの実験。
逆にそっちはどこまで小さく出来るか試してみた。」
手に持っていた謎の物体をビックリしながらもマジマジと見つめる順平。
思わず「これが人間、？」と呟く順平を見て、真人は不思議に思った。
真人「順平は、死体に慣れてるの？」
吉「・・・・・どうでしょう。
それが僕の母だったら取り乱し、真人さんを憎んでいたかもしれません。
でも僕は人間の醜悪さを知っています。
だから他人に何も期待していないし、他人の死に何も思うところはありません。」
吉「“無関心” こそ、人間の行き着くべき美徳です。」
真人「そんな君が、復讐ね。」
吉「、矛盾してる、って言いたいんですか？」
矛盾しているのは順平とて百も承知だ。
それでも。それでも、アイツらに対する激情は抑えきれないのだ。
真人「順平は人に “心” があると思う？」
吉「え、、、ないん…ですか？」
真人「ないよ。」
真人から肯定、もしくは否定の言葉が出てくると思っていた順平は急に変わった話に戸惑いながら返事をする。
そんな順平の疑問とも取れる返事に真人は即答した。
真人「“魂” はある。でも、それは “心” じゃない。」
理解はギリギリ出来る。
しかし、それは認めたくなかった。
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kanayamamoto112(プロフ) - 作者さんリクエストありがとうございます。凄く面白かったです。続き楽しみです。 (1月4日 20時) (
レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
R - うわぁ〜！！！続き楽しみすぎます！ (1月4日 19時) (レス) id: d3946a8e90 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - リクエストを聞いていただきありがとうございます。KATーTUN上田さんとのお話とクリスマスのお話面白かったです。更新頑張ってください。 (12月29日 19時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさく @非ログアカ - kanayamamoto112さん» うぅ… 申し訳ございませんが、作者が「うたプリ、って何？ゲーム？ライブとかあるん？」ていう状態なので残念ですがお断りさせていただきます…🙇 もちろん、作者の書けそうなものの場合はお引き受けしますのでこれからもお願いします！ (12月29日 15時) (レス) id: bbaadc5f21 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 作者さんリクエストなんですけどヒロインちゃんがリベンジのためにメンバーを巻き込んでスタッフかお客さんに変装してうたプリのLIVEに潜入するが最終的に宮野さんに気づかれたことでリベンジを失敗するが見たいです。 (12月28日 23時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこさく | 作成日時：2023年12月21日 14時
