Still Dreaming 7 (ページ31)

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数年前、活動休止した時から病院に通っていたA。

精神的に不安定になってたし眠れない日々が続いていたAは精神安定剤と睡眠薬を処方されていた。

メンバーみんなも、Aが薬を飲んでたことも知ってたしあまりにも辛そうな姿にむしろ飲んで欲しいと思ったくらい。

ただ、とある日にAの部屋に様子を見に行った時
いつもと様子がおかしくて、部屋で床に座り込んでヘラヘラと笑ってたA。

まさかと思った。

手元には規定数より多く空いた薬のゴミが散らばっていたから。

「ねえ、まってよ」

命の危機を感じるほどの量じゃなかった
からすぐに抱きかかえてベットに寝かせたんだけど。

正直手は震えたし、僕も冷や汗が止まらなかった。
この小さな体にここまで重いものを背負わせてしまってたんだ、と悲しくもなった。眠りについたAの顔を見ながらたくさん泣いたんだ。

他のメンバーには黙っていたけど、しばらく薬は僕が渡してたし、落ち着くまで目を光らせてたんだ。

数年経った今、疲れが溜まると気分が落ちちゃう時があるAは、たまに薬を飲んでたみたいだけどもう彼女に任せていた。

「本当にしんどい時は飲んでもいいと思うけどさ…あんまり頼りすぎてないで欲しいな」

A「うん。私も思ってる。頼りすぎたくないの。自分が怖くなるから。だから薬に頼る前にこうやって、オッパのところに来た。」

「…そうしてくれて嬉しいよ」

ベットに座り、Aの頭を撫でた。

もうあんな辛い思い、して欲しくないんだ。

A「ずっと黙ってくれてありがとう、あの日のこと」

「言ったらみんな過保護どころじゃなくなるよ笑色んなこと、ネオに背負わせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、毎日頑張ってくれてありがとう。ネオは本当に俺たちになくてはならない存在なんだ。

だからいつでもこうやって頼ってきて欲しい。
辛くなる前に。」

伝わるといいな。全部全部、本心だから。

A「ありがとう。さすがリーダーだね？笑オッパこそ、リーダーだから、年上だから、とかそういうの無しで弱いところも沢山見せて欲しいな。オッパこそひとりで考え込んじゃうところあるでしょ」

「ん、まあ…笑」

A「私達、欠けていい人なんて1人もいないの。だからオッパだって私達メンバーをもっと頼っていいんだよ。弱音も吐いたっていいの。メンバーだから」