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しばらくしてロンちゃんがシャワーから出てきた
Tシャツに短パン、濡れた髪をタオルでゴシゴシしてるロンちゃん。なぜかちょっとドキッとした
「はい、酔い覚ましのスープ作ったよ」
RJ「うわ、めっちゃ助かる。ありがと」
確かにロンちゃんは俗に言うイケメン枠だと思う。男らしい、と言うより中性的で綺麗寄り？
肌もいっつも綺麗だし本当に羨ましい。
RJ「何そんなマジマジと見て。そんな浮腫んでる？」
「うん、浮腫んでる。てかさロンちゃん、イジェノさんってどんな人？」
RJ「ジェノ？」
「うん。昨日初めて会ったんだけど…なんか目があった瞬間ゾクゾクってした」
RJ「は…？」
スープを飲んでいたロンちゃんの手が止まった
まんまるとした瞳で私を見ている
「あ、いや…なんかね？私の本能的に"あ、ダメかも"って思ったの。嫌とかじゃなくて…危険信号みたいな？なんていうかその、ゾクゾクって」
RJ「全然わかんねんだけど。なに、まさか一目惚れとか言わないよな？」
「一目惚れ…ではないと思うんだけどね、目が離せなかった…あの目線。なんかあの人…不思議なもの持ってる気がする」
RJ「…やめとけよ」
「え？」
RJ「お前が相手にされるわけないだろ」
「最低！ロンちゃんの二日酔いが３日続きますように」
RJ「何だよそれ！」
ちょっとでもかっこいいとか思っちゃった数分前の自分が嫌になる！
世の女性がこの可愛い顔という仮面を被った悪魔に騙されません様に！！
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作者名：ELFchan107 | 作成日時：2023年7月27日 3時
