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RJ「いだぁっ！」
ドンっという鈍い音と、ロンちゃんの大声で目が覚めた。
「ん…起きた…？」
時計を見ると朝9時。うわあ、せっかくの休日なのに…もっと寝たい…
RJ「おい、なんでお前俺の家にいんの…？」
「え、覚えてないの？」
RJ「俺昨日…ジェミン達と飲んでて…帰ってきた記憶無いんだけど」
うわ、最低
「本気で言ってる？私残業してるところ呼び出されてロンちゃんの事を迎えに行って連れて帰ってきたんだけど！」
RJ「マジ…？」
「マジだよ。チョンロさんから電話きてお店に行ったらロンちゃん潰れてた」
RJ「マジか…そりゃ頭痛いわけだよ…悪かったな。んでなんで俺の家にいんの？帰らなかったの？」
「なんでって…！"帰るな〜俺を1人にするな〜"って泣きついてきたのは誰だろうね！ふん！」
RJ「俺が…？そんなこと言ったの…？」
「言った。動画撮っとけばよかった」
うわぁ、と頭抱えて項垂れたロンちゃん。
「それと、ジェノさんがタク代出してくれたから後で返しなね」
RJ「そっか、迎え来てくれたってことはアイツらとあったってことだよな…だる絡みとかされてない？」
「みんないい人だったよ。私も一杯だけ飲んじゃった笑」
RJ「はぁ？あいつらマジやってるわ…」
「こら、そんなこと言わないの。そんなことよりシャワー浴びてくれば？くさいよロンちゃん」
RJ「だよな。自分でも思う」
「あ、勝手に昨日お風呂借りたから。あーあせっかくの休日なのにロンちゃんに起こされちゃった」
RJ「本当ごめん。飯奢るって言いたいところだけど…二日酔いで外歩く気力ない」
「後で駅前新しくできたカフェのスイーツ奢りね」
RJ「わかりました」
珍しくロンちゃんが私に従順で面白かった
憎たらしいロンちゃんだけど、結構本気で辛そうだったから酔い覚ましのスープでも作ってあげよう。
私ったら本当に優しい…
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作者名：ELFchan107 | 作成日時：2023年7月27日 3時
