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俺が大人になっても言えなかったことを全部
Aに伝えたい
「お前に彼氏ができてもずっと我慢してた、この関係が壊れるのが怖くて…でもやっぱり俺はAが好きで、、ロンちゃんって呼ばれるたびに嬉しくて…大人になっても変わらなかった」
「俺、やっと見つけたんだよ、アルバムの後ろに挟まってたAからの手紙に…思い出の場所、あの時Aが溺れかけて、俺が助けたんだ、だろ？」
A「うん…」
「A、俺と一緒に帰ろう？連絡先消させたり仕事辞めさせたりなんてしない…なぁ…A、戻ってきてくれよ…」
A「ロンちゃん…」
JN「言いたいことは全部言った？
A、別なところにまた引っ越ししようか。
おいで？」
「行くな、A」
A「ロンちゃん、私…ロンちゃんにすごく感謝してるし、ロンちゃんのこと大好きだよ」
「A、このままじゃお前がダメになる」
Aは俺を見つめて少し悲しげに笑った
A「ロンちゃん、ごめんね。幸せになってね」
そう言ってAは俺のつかむ手を離した
「は…？」
A「ロンちゃん、私ね今すごく幸せなの」
JN「ふふ、いい子だね。いこうかA」
俺は地面にへたり込んだまま動けなかった
ジェノを幸せそうな目で見つめるA
なんで…なんで…
あの時、俺が酔い潰れなかったら
あの時、俺がAを止めていたら
あの時、俺がもっとジェノに強く言えてたら
あの時、俺が先にAに想いを伝えていたら
どんなに強く願ってもあの頃のAはもうどこにもいない
目の輝きも変わるくらいに、
あんなにもジェノに依存して、ジェノという存在に深く入り込んでしまってるのだから
「Aっ……行くなっ……」
俺の声はAに届くことはなかった。
JM「ロンジュン…完全におかしくなっちゃったよ」
CL「何でこうなっちゃったんだろう、見るに耐えないよヒョンの姿」
JM「ロンジュンも知らぬうちにAちゃんに依存してたんだろうね」
CL「ヒョン……戻ってきてよ」
FIN.
終わり
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作者名：ELFchan107 | 作成日時：2023年7月27日 3時
