Dive into you (ページ47)

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それから俺はどんな些細な情報でもいいからと
Aの元職場やジェノの元職場、友人
いろんなところを駆け回ってAを探した

それでもダメだった。

ジェミナやチョンロもいろんな人に聞いて協力してくれたけど一向に見つけられないまま
2年が過ぎた

　

JM「ロンジュナ…もう諦めた方が…」

「んなことできるかよ」

CL「まさかジェノヒョンがそんなことするとは…拉致とは言えないから警察にいうわけにもいかないし…」

JM「いくら韓国とはいえ広すぎるよ」

「アイツらの思い出の場所も全部行ったし、旅行で行ったところかもしれないって行ったけどダメだった」

たった一つのヒント、ジェノが仕事を辞める時にマークって人に

"思い出の場所で2人で暮らすんです"

こう言ったらしい

「思い出の場所ってどこなんだよ…」

JM「2人の思い出の場所じゃないかもしれないってこと？Aちゃんにとって思い出の場所とか」

「そんなの、Aに聞かないとわかんねえよ…」

CL「ヒョン！絶対見つかるから、ね？俺はヒョンが心配だよ」

「お前ら……ほんと、ありがとな…」

JM「え、まって泣いてる？笑もぉ〜俺たちの仲なんだから気にしないでって！」

情けない。いい年した男が友達の前で泣くなんて。

久しぶりに、実家に帰ってきた

久しぶりに母さんの料理を食べてやっぱり実家は居心地が良かった
部屋でぼーっとしてた時、ふと視界にアルバムが目に入った

　
俺の小さい頃からの写真がたくさん貼られていた

もちろんそこにはAとの写真も多くて

小学校の入学式

これは家族同士でBBQに行った時
お菓子の取り合いで喧嘩したんだ

これは運動会。あいつずっこけて泣いてたんだよな。ロンちゃんーって泣きついてきて可愛かった

中学生になると同じくらいだった背丈も俺の方が大きくなったりしてさ
この頃から俺はAに対して特別な感情を抱いていたんだと思う

高校生になればAはどんどんと綺麗な女性になっていって、Aによってくる男を牽制するのに必死だったな

どの思い出にも隣にはAがいて
一緒に大人になってきた

「なんでだよ…」

何冊か見ていたアルバム、高校卒業式の写真だった
そこに、小さくれ折られた紙が挟まっていた

なんだこれ