RENJUN ページ37
約束の12時。
「お、こっちこっち」
JN「ごめんお待たせ。待った？」
「いや全然！何飲む？」
JN「このシトラスティーで」
たまには俺たちもあそぼうぜ、とジェノを誘い出した。
ほんとは、そんなことが言いたいんじゃない
「どうなの、最近」
JN「どうって？何が？」
「A。うまくいってんの？」
JN「なに〜、Aが心配なの？僕が心配なの？」
「んー、どっちも？笑」
ハハって笑うお前の顔がちょっと怖いよ
JN「もー、言ったじゃん。Aに関しては本気だって。毎日可愛くてたまらないよ、憎たらしいくらいにね」
「そうか」
JN「こんな可愛い子とずっと一緒にいたロンジュンに嫉妬するくらい」
「それはどうにもならないだろ」
JN「何も心配することはないよ、それよりロンジュンも早く彼女作ってよ」
「なんでだよ笑」
JN「そうすればAとの可能性がゼロになるじゃん」
「俺は…ないよ。あいつのなかで俺はただの幼馴染」
自分で言ってて、辛いな
JN「そうじゃないんだけどなぁ笑」
「それと…あんまりあれこれ言いたくないけど…男の連絡先消させるのはやりすぎじゃねえ？」
JN「…なんで知ってるの？」
「昨日話したから。同窓会の流れでさ。Aから聞いてないの？昨日の話」
JN「ふふっ…(笑)聞いてるよもちろん。
それに、Aもいいって言ってくれたし。Aが嫌って言うならしないよ」
何が面白いかわからないけど、ジェノは笑っていた
JN「昨日、楽しかった？」
「まあ、楽しいとか楽しくないってより、お互いの近況話してるだけだよ」
JN「Aもワルイコになったねえ？」
「え？」
JN「いや、こっちの話」
「とにかく、あんまり縛り付けるようなことするなよ？」
JN「それは、誰目線？友達として？幼馴染として？」
「…どっちも」
JN「そっか。友達としてありがたく受け取っとくよ。これから何かあったらAもロンジュンに相談乗ってもらうだろうし。その時はよろしくね」
「はいよ」
Aのことを思って言ってるのかよくわからないけど、ちゃんと…Aのことを愛してることは伝わってきてより複雑な気持ちになった
俺が疑いすぎてるのか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 256人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ELFchan107 | 作成日時：2023年7月27日 3時
