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仕事も順調に進んでいって、いよいよ明日が最終日。まとめて作り上げたものを会社の偉い人たちに説明してうまくいけば成功。
てことは、ジェノくんと仕事できるのも明日が最後ってこと。あっという間だったな。
もうすぐ、ロンちゃんが来るはず。
見始めたドラマももう最終回。
俺も見たいっていうから、じゃあ一緒にみる？ってなって。
RJ「わりぃ、遅くなった」
「お疲れ様、よかったね間に合って(笑)」
RJ「セーフ(笑)」
「とりあえず部屋着着替えれば？うちに起きっぱなしのやつあるよ」
RJ「そうする、てかビール飲みたい」
「ちゃんと準備してまーす」
RJ「流石、わかってる」
ロンちゃんについてわからないことって逆になんだろうとふと思った。
ドラマが始まって、私はソファに座り、ロンちゃんは私の前で床に座りご飯を食べながら見ていた。
RJ「うわー結局こっちに行くのかよ」
「やっぱり女子はね、こういうちょい悪くらいに惹かれるんじゃない？」
RJ「こいつ可哀想すぎない？こんなに長く一緒にいてさ他の男に取られるとか。心痛くなってきたわ」
「確かに…。でも仕方ないよね。人の心はどうにもできないから」
カチャンとロンちゃんが箸を置いた
RJ「Aはさ、もし、ジェノに好きって言われたら付き合うの？」
ロンちゃんはテレビを見たまま私に質問してきた
「怖いけど…付き合っちゃうかも。ジェノくんならもしかしたら私のこと受け入れてくれるんじゃないかって思う…」
RJ「そっか」
「どうしたのそんなこと聞いて」
RJ「Aはジェノのこと好きなの？」
「す、、き。」
RJ「わかった。Aのトラウマが消えるなら俺は応援するよ。ま、もし告白されたらのはなしだけどな(笑)」
「私なんかされないよ、片思いで十分」
RJ「お前が前に進めるなら嬉しいけど辺な男にだけは引っかかってほしくない。たとえ相手がジェノでも何かあれば俺に言えよ」
「ロンちゃんって本当にツンデレよね？(笑)
いつもありがとロンちゃん？」
RJ「本当俺っていい奴〜」
最後の一言がなければいいのに(笑)
私がちゃんとした恋愛をできるようになればきっとロンちゃんも安心してくれるはず。
いつまでも私の面倒ばかり見ないでロンちゃんも自分のことに時間を使えるはず
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作者名：ELFchan107 | 作成日時：2023年7月27日 3時
