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JH SIDE
歌謡祭当日
相変わらず人見知りを発揮して俺の隣で静かに座るA。
よくこれでコラボステージの話が来たもんだよ笑
A「私、そろそろ準備しにいかないと」
「おう、頑張れよ」
TY「いってらっしゃい！」
TL「しっかり見てるからね笑」
A「やだ、緊張しちゃうじゃん笑 またね」
ワクワクした表情で準備しに行った。
こういうの、初めてだもんな。
しばらくするとステージの大きな画面に
collaboration stageの文字が。
一人一人メンバーが画面に映される。
ネオが映されると、隣にいるメンバー達も声を上げて盛り上げて、ファン達の歓声もすごかった。
JW「ネオーー！！！！」
MK「Let's get it〜〜〜！！」
JW「あっ、、、、照」
MK「wwwwwwwww」
その瞬間をカメラにキャッチされ、恥ずかしそうにする2人
イントロが流れ始め、ステージの下から上がってきた。
「うわ…」
思わず声が出た
お腹を出して、かなりスリットの入った衣装。
正直に言えばかなりセクシー。
YH「おぉー、メイクといい髪型といい、いつものネオじゃない！笑」
ヒョンも興奮した様に話している
HC「ヌナ、すっげえ…」
JW「あれ本当にネオなの？ウチのネオちゃん？？」
「やっぱりキラキラキャピ系じゃなくて正解だな笑」
俺たちとは違う、ガールズグループ特有のセクシーな振り付けもこなすA
「本来ならこうだったのかな」
ポロッと、本音が漏れてしまい口元を押さえる
アイツが、"普通"にデビューをしていたら
こうしてアイツのステージを席で見ていたのだろうか。
アイツ、なんて呼ぶこともなくて、同じ会社の先輩後輩として過ごしていたのかな。
"ウチら親友じゃん！"なんていうAを側で見ることは出来たのだろうか。
TY「ジェヒョナ、Aはココ(NCT)に来たこと、後悔してないかな…？」
そんなことを言うヒョンはきっと俺と同じことを考えているのだろう。
「…してないといいですけど」
TY「こうしてみてるとさ、ネオも本来ならこうだったはずなんだよなって思っちゃうんだ」
TY「あの子の居場所を僕たちが守り続けないと」
「はい。アイツにはここで幸せな思いをしてほしいです」
テヨンヒョンとそんなことを話して、なんだか今すぐAに会いたくなった。
テイルヒョンもこの会話を聞いていたけど
何も言って来ず、何か考えているような表情でAを見ていた
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作者名：ELFchan107 | 作成日時：2021年9月10日 2時
