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A「Aって思ってたイメージと全然違うんだねって言われちゃった笑」
Aねえ。本名までしっかり教えちゃって、
なんか嬉しそうにしてるし
「ヌナさ」
あと少しで唇が触れてしまうんじゃないかってほどヌナに顔を近づける
A「…っ！」
「…ほら。隙ありまくりじゃん」
「ずっと昔からファンだったのは分かるけどさ、こんなヘロヘロになるまで飲んできて俺に抱きついて他の男の話嬉しそうにするとか、何？」
A「え…？」
「ドンヒョクドンヒョクって、どっちの事言ってるの？俺？先輩？先輩達の前でもそんなフワフワしてた訳？持ち帰えられてたらどうするの？」
「……」
話しながら辛くなってきてヌナに抱きつく
「久しぶりに俺に会いにきてくれたかと思ったのに…ヌナが俺たち以外の男にそんなヘラヘラしたところ見られんの、ヤダ。」
今の俺、スッゲーだっせえ。
「ドンヒョクって…俺呼ばれた事ないのに」
静かになったかと思ったらヌナが口を開いた
A「ふふ…嫉妬させちゃった？ごめんね？…ドンヒョク」
ハァ。マジでなんなの。ズルいだろこんなの。
A「憧れの人と飲めたからついつい嬉しくなっちゃって…笑 でも、私はみんな以上に好きになる人はいないよ」
そう言いながら俺の背中をトントンと叩くヌナ
なんか余裕を感じて負けた気がした。
A「ドンヒョクって呼ばれたかったの？笑」
「別に…」
A「ドンヒョク、ヌナのこと許してくれる？」
酔って少しうるうるした目で言ってくるヌナ。
完全に俺の負けだわ…
「…許す。」
A「ありがとっ。」
「もう！これからは飲みすぎないでよ！俺たちにするみたいに他の人に甘えられたらやだもん！」
A「はぁーい。笑」
まったく。分かってんだか分かってないんだか。
ほんと、いちいち魅力的になるのやめてもらいたいわ
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嫉妬しちゃうヘチャンと無意識ネオちゃんの
少しドキッとするお話でした。
作者はヘチャンの真顔で見下ろすような目線が大好きで…それを想像していただけたらと思います笑
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作者名：ELFchan107 | 作成日時：2021年9月10日 2時
