Still Dreaming 3 (ページ24)

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周りに目をやるとほかのガールズグループの子達がこっちも見てこそこそと何やら話してる。

こういうのって女の感でわかるのよね、いい事じゃないって。
その女の子達が、こっちへ向かってくる

女「あの…お疲れ様です！私達〇〇です！最近カムバックしたので…よかったら聞いてください…！」

アルバムを渡してきた

TY「あっ…お疲れ様です。いいんですか？ありがとうございます。ききますね^ ^」

この子達嬉しそうな顔してテヨンオッパの顔しか見てない

女「ネオさん、すっごく綺麗ですね…！私ファンなんですーー」

キラキラしたその表向きの顔で私に握手を求めてくる

「あ、、ありがとうございます」

私もアイドルやってるから分かるんだよ、その作られた表情。ごめんね。性格悪くて

女の子達と別れて
セットされた場所に座りステージを見る

移動する時もエスコートしてくれるメンバー達。こういうところも嫉妬の対象なんだろうな

　

途中休憩時間に入り、お手洗いに向かう

「はあーー、なんか疲れたな」

お手洗いをでて廊下の角を曲がろうとした時

"テヨンオッパホントかっこいい"

"私ジェヒョンオッパが好き！"

＂みた？ネオ。今日もチヤホヤされてた"

"ほんと！！ああやって男達に囲まれていい気分なんだろうね笑"

＂ネオと仲良くしとけばテヨンオッパとも仲良くできるかもよ"

タイミング最悪。早くどっかいってくれないと私も帰れないじゃん

バレないように時間が経つのを待つ。
すると、後ろから手を掴まれて引っ張られた

JH「なにしてんの、いくよ」

「ジェヒョナ…」

ジェヒョンに手を引っ張られてその女の子達を横切って歩いていく
視線が痛いほど刺さる

「ジェヒョナっ」

JH「俺もトイレいってただけだから」

それだけ言って少し歩くと手を離すジェヒョン。
バレたかな？言われてたの。
でもトイレの帰りって言ってたし
ジェヒョンのおかげで救われたわ。