Still Dreaming 3 (ページ20)

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キム「大丈夫？」

「すみません、大丈夫です笑」

キム「ふふ、可愛いね」

キムという男が私の肩に腕を回してきた

「あのっ…」

キム「僕の雑誌に載ればネオさんももっと有名になれると思うよ。」

近いっつーの。肩にまわされた腕の体温が不快に感じる

キム「いろんなネオさんの写真をら見せてもらったんだけど、ネオさんってとっても肩のラインが綺麗だよね。」

ミニドレスから出た肩をなぞるように触ってくる男。気持ち悪い

「そうですか…」
　

キム「どんな感じのコンセプトにしようか。楽しみだよ。ネオさんと一緒に仕事が出来るの」

もう一杯、同じの。そういうと男は私に2杯目のカクテルを差し出した

キム「まだ飲めるよね？」

「…はい」

飲むしかないでしょ…飲めって言われてるようなもんじゃん。ジャニオッパ、テンオッパ、来てくれ…

奥の方にあるバーカウンターに気づいてくれるだろうか。

相手の話を適当に聞き流し、適当に相槌を打って、早く終わらないかなーなんて思いながら相手をする。

変わらず男は私の太ももに手を置いてるし
今すぐこの手を払いたいけど、大事なお仕事が……ここで揉めたらこの先お仕事をもらえなくなるかもしれない。

キム「ねえ、ほんとに大丈夫？笑」

「すみません、酔ったみたいで…笑ちょっとお手洗いにいってきますね」

椅子から立ち上がると、思ったより足に力が入らずよろけそうになる

キム「おっと！！危ないよ」

腰に手を回してくるキム。
はあ、離してくれ…

「すみません、大丈夫です、」

キム「危ないからさ、あっちに休むところあるし、、2人で休もうか」

2人で…？
やばいかもこれ。

「あの、私もういかないと…」

危険を感じて、逃げようとするも
がっしり掴まれた体は簡単に離れられなかった

キム「ここで帰ったらどうなるかわかるよね？」

終わった。最悪だ。はめられた。

そう思った時だった
　

TN「ちょっと」

YH「何してるんですか？」

振り返るとジャニオッパとテンオッパがいた

キム「何ってこの子が酔ったからそこらへんで休ませてあげようとしてるだけですけど」