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レイたちは宿屋で一夜をすごし、そして夜が明けた！
「やっと聞いてもらうときが来たわね。勇者であるアンタとあたしたち姉妹の使命について。」
「大いなる闇…邪悪の神が天より現れしとき光の紋章を授かりし大樹の申し子が降臨す…私たちの故郷に伝わる神話の一節ですわ。」
("邪悪の神が天より現れしとき"…それは魔王ってこと…？つまりはイレブンが生まれたその日から魔王はいたってことになるし…、あの時初めてイレブンのアザが光ったからそういうことだよね？…それなら、あの日ユグノア城内に魔王がいたことになるわ。)
レイはそうとしか思えずぎょっとした。
「邪悪の神は倒されたはずなのになぜ勇者がこの世に生を受けたのか…それはあたしたちにもわからない。そこで、真実を突き止めるためにアンタを勇者とゆかりの深い命の大樹へ導く使者としてあたしたちが大抜擢されたってわけ。」
「ふーん、じゃあさっさとそこにいこうぜ。」
「アンタってホント考えなしね。命の大樹は空に浮かんでいるのよ？」
「かつて勇者様は空を渡り大樹から使命を授かったそうですがその記憶も時の流れに埋もれてしまいました。」
「つまり…二人にも分からないってことですね。」
「命の大樹ねぇ…ん、まてよ？何かわかるかも知れねぇぜ。昨日助けたルパスは有名な情報屋だ、何か知ってるかもしれないぜ。」
「それなら酒場へ行きましょう。」
レイたちはルパスがいる酒場へ向かった。
(…魔王がいたのだとするなら、やっぱりホメロスたちは魔王に操られているのかもしれない。じゃないとあんなに優しかった人達がユグノアの王子であるイレブンにこんなことするはずがない。)
何かがおかしい…そう思うレイは真実がなんなのか気になってならなかった。
その中でホメロス達が闇に屈する者だとも思いたくなくて…まだ捨てきれていない所があった。
今のレイがいくら考えたところで全て思い違いであってほしいと思うばかりだった。
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りあ@プリ小説してまーす(プロフ) - こちらの作品、見ててハマりました。これからも応援してます。 (2020年12月15日 2時) (
レス) id: 3b49f92543 (このIDを非表示/違反報告)
ペルイ - カミュとシルビアかなと思います。これからも頑張ってください！応援しています！ (2019年10月27日 23時) (レス) id: 9613fd4f62 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - カミュがいいです。更新大変だと思いますが、頑張ってください！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: 9995b93200 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶 - グレイグがいいです。 (2019年10月27日 2時) (レス) id: b9f83decc8 (このIDを非表示/違反報告)
レン - 楽しく読ませて頂いてます。私生活も有りますので、ゆっくり更新でも良いと思います。��シルビアさんや�ゥ哀譽ぅ阿�良いかなと勝手に思ってます。 (2019年10月22日 22時) (レス) id: acc6103e6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひじり若葉 | 作成日時：2019年10月14日 8時
