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「カミュは?どんなところにいたの?」

レイが何気なく聞くと、カミュは少しだけ寂しそうな顔をしたけれど、すぐに元通りになっていた。

「ガキの頃はバイキングの下っ端として何とか暮らしてた。あそこは…雪が降る寒いところだったな。」

「もしかして…、クレイモラン城の辺り?」

「さてな、あんまり覚えてねぇんだ。」

カミュはそういうけれど、目線を逸らしながら言うので濁しているようにも見えた。
何か、言いたくない理由があるのだろうか。

「でも、カミュが一人じゃなくて良かった。マヤちゃんがいるんだから、二人だとあったかいよね。」

(昔は私もイレブンと二人で肩を寄せ合いながら寝てたなぁ。…イレブンが寒いって言うから仕方なかったけど、結構楽しかったな。)

なんて、レイは昔を思い出しながら顔を緩ませている一方で…カミュは苦笑いで「そうだな。」と返した。

(…あれ、また調子が悪い?やっぱりマヤちゃんと何かあったのかな。なんだろう、気になるけど…絶対教えてくれないよね。)

「そういえば、レイは今寒くねぇか?」

「うん、大丈夫。カミュは?隣行こうか」

「いや、俺も大丈夫だ。それより…明日も朝は早いんだ、早いとこ寝た方がいいんじゃねぇーか?」

「うん、そうだね。…おやすみ、カミュ。」

「おやすみ。」

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きょちゃちゃ - めっちゃ!面白い!です!← ドラクエ11全クリしたので展開は知ってるんですが...これからどうなるのか楽しみです...! (2022年11月21日 19時) (レス) @page14 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひじり若葉 | 作成日時:2022年7月7日 8時

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