妖艶 ページ7
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亮ちゃんと再会した時は、
運命の再会？！！…とか、
正直思ったりもしたけど
なんかあれやな。
全然そういうのじゃない(笑)
「毎週合コン？！」
「おん」
「よく飽きひんね…」
「同期の女の子にも言われたわ」
「…まさかその女の子も、」
「あ、ちゃうで？！手出してへんから！！それはほんまに！！！」
今日も飲みに来て、話聞いてるけど、
想像以上のチャラ男やもん。
亮ちゃんの言ってた通り、
私は真面目な人が好きやねん、昔から。
それこそ初恋の人、鈴木くんもそうやった。
テストではいっつも満点！
運動もできて、絵も上手で、
めっちゃ紳士で誠実でまじめな子やった。
ちょっとつまらないくらいに。
でもそういう人を好きになることが
そのあとも多くて。
「いつか痛い目あうで…？」
「真顔で言うな。わかってるし」
「わかってんねや」
「だから、そろそろ卒業しようと思ってんねんで？」
だから亮ちゃんみたいな
チャラチャラした人は苦手。
亮ちゃんにそこまで苦手意識は持たへんけども。
でも、そんな発言を鵜呑みにするほど
信用してるわけではない(おい)
「うそや〜〜」
「うそちゃうし」
「あのね、無理やと思うで？たとえ、好きな子ができて、付き合うことになったとしても、1人じゃ満足できひんもん、きっと」
「結構失礼やで、さっきから」
亮ちゃんはイラッとした顔してるけど
そうやんだって。絶対そうやん。
だから浮気ってなくならへんのやろ？
亮ちゃんみたいな人なら余計。
「もう宣言してん。大倉に。」
「大倉？」
「同期。合コンよう行ってたヤツ」
「合コン仲間は職場の人やったんか…」
「もう俺も合コンせえへんって。言うてきた。ちょうど大倉ももう行かへん言うてたし」
「なんで大倉さんも？」
「好きなやつおんねん。他部署の年上美人」
「へぇ〜〜〜！」
「なら一緒にやめよかって」
「なんで亮ちゃんも合コンやめんの？」
亮ちゃんは口を噤んだあと、
少しだけ口角をあげ、ニヤッと笑う。
それはそれは妖艶で、
小学生の亮ちゃんにはない、
色気？のようなものを醸し出すような、それで。
「ないしょ。」
「…ないしょ、」
「あ、そうだ」
次の瞬間にはいつもの亮ちゃんに戻って
1枚の写真をテーブルに置いた。
そこにはまだ小さい亮ちゃんと私が
一緒にうつっていた。
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ちっち。(プロフ) - 海辺でサーフィン見て、その後にこんな告白。最高です。 (2019年10月9日 21時) (
レス) id: e0ad5c0d9d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ゆっくりでいいので書き続けてくださると嬉しいです！楽しみにしてます。 (2019年9月8日 13時) (レス) id: e6cd576f98 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - 書き続けてください！！楽しみにしてます！ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 4dd27c5f5a (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぐ(プロフ) - 私はこのシリーズが好きなので、最後まで書き続けて欲しいです！ (2019年9月8日 10時) (レス) id: b492ad2b45 (このIDを非表示/違反報告)
なえこ(プロフ) - 無理ないペースで構わないので最後まで下記続けて欲しいです！ (2019年9月8日 2時) (レス) id: 5d7b88d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるまる | 作成日時：2019年6月28日 23時
