しぶたにさん ページ26
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「あ、そういえば、渋谷さん、おるやん」
「すばるくん？」
帰りの車の中で、亮ちゃんは口を開いた。
「うん。あの…会社、同じやった」
「は？！！」
＿＿
＿
それは俺が、業務部に用があって訪ねた時のこと。
「章ちゃんおる〜？あ、おらんか。マル、…も、おらんの？なんで？あ、昼休憩…」
時計を見て気づく。
そういえば大倉も
彼女さんとランチに出かけていった。
通りでお腹がすいたわけだ。
「またきまーす」
そう言って業務部を後にしようとした、その時。
「あ、」
聞いたことのある声。
「…あ」
振り返るとそこにいたのは、
あいつといる時に会った人。
「…しぶたにさん、でしたっけ」
「おー。亮、やんな」
「……え、もしかしてここの社員さん…？」
「もしかしなくてもそうやで」
いや…そんな偶然ある？
「めっちゃ偶然やな」
渋谷さんは、ふっと笑った。
そんな時マルと章ちゃんが戻ってきて、
俺らを見つけて近寄ってきた。
「すばるくんと亮ちゃんって知り合いやったっけ？！」
「知り合いって、同じ会社やんか！」
「まぁそれもそうやな(笑)けど2人が話してんの珍しい〜！」
2人がワイワイ話し出すと、
渋谷さんはとんでもないことを口に出した。
「俺この人にヤキモチ妬かれてん」
「え、ちょ…っ」
焦る俺を見て渋谷さんは笑ってるし
マルと章ちゃんは一気にテンションが上がったらしい。
「え〜〜なになに！亮ちゃんがヤキモチ？！」
「どういう関係なん？！！」
「も〜〜、変なこと言わないでくださいよ！！」
渋谷さんに訴えても、ニヤニヤ笑うだけ。
「あ、もしかして例の子？」
「あぁ！再会したっていう！」
「亮ちゃんの合コン癖すら抑えた、あの！！」
「お前ら一旦黙れ！！！！！」
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ちっち。(プロフ) - 海辺でサーフィン見て、その後にこんな告白。最高です。 (2019年10月9日 21時) (
レス) id: e0ad5c0d9d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ゆっくりでいいので書き続けてくださると嬉しいです！楽しみにしてます。 (2019年9月8日 13時) (レス) id: e6cd576f98 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - 書き続けてください！！楽しみにしてます！ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 4dd27c5f5a (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぐ(プロフ) - 私はこのシリーズが好きなので、最後まで書き続けて欲しいです！ (2019年9月8日 10時) (レス) id: b492ad2b45 (このIDを非表示/違反報告)
なえこ(プロフ) - 無理ないペースで構わないので最後まで下記続けて欲しいです！ (2019年9月8日 2時) (レス) id: 5d7b88d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるまる | 作成日時：2019年6月28日 23時
