ヒーロー克服物語 鬼滅の刃×ヒロアカ

取り引き ページ17

Aside
『何か騒がしくない？』

私は隠の後藤君に無理を頼んで産屋敷邸に連れていてもらった。

後藤「確かさっき、ヒーロー共が入ってきたって誰かが言ってた様な……そう言えばさっき継子のお2人がみえていましたよ？」

『そう……しっかりとやれていればいいのだけど』

後藤「姐さんって以外と心配性ですよね」

そうなのかな？自分ではよく分からないけど。

後藤「俺達隠にも優しくして下さったり、胡蝶様がいない時には怪我の治療もして下さったり」

『私は目の前で助けられる命を助けてるだけ』

隠「姐さん………つ、着きましたよ！」

『ありがとね、あとこれ』

隠「ハンカチ？」

『せっかくカッコイイのに泣いたらダメになっちゃうわ、笑って！』

一応元気づける言葉はかけたけど大丈夫かな？





『私の継子達が粗相をしてない？耀哉』

産屋敷「おや、A。あぁ、大丈夫、しっかりしていてとても助かっているよ」

『それなら良かった』

瑠璃「師範！どうしてこちらに」

浅緋「お師匠様、怪我大丈夫？」

『今の所は大丈夫よ？それにそこまで重症じゃないし』

根津「貴方が！」

『……何このネズミ、私を馬鹿にしてるの？』

相澤「おい、誰に口聞いてんだ」

『そちらこそ、耀哉に無礼のない振る舞いをしたんでしょうね？鬼殺隊はヒーロー共よりも立場が上というのは知ってるのよね？』

別にどうでもいいけど、家族にこれ以上被害は出させない。

『それで？会議はどうなったの？』

産屋敷「私達鬼殺隊としては契約の解除を提案したいよ」

『そう』

根津「その事について我々がこちらに伺ったのです！」

ミットナイト「此方としては鬼殺隊最強と名高い桜緋Aさんを雄英高校ヒーロー科に編入生として入学させたいと思っ」

『どうして私がそちらに行かなければならないの？』

瑠璃「貴様らの様な者共に師範を渡すわけにはいかない」

浅緋「そもそもその取り引きこっちにはデメリットしかないんじゃないの？」

相澤「それは……」

しのぶ「取り引きと言うよりお願いでは？」

甘露寺「ちょっとそれじゃカッコ悪いわ」

カナエ「どうして此方が契約の解除を提案しようとしているのにあちらはまだ契約が成り立っていると思っているのかしら」

宇髄「地味な奴らだな！そんなヤツらとは関わりたくないぜ！」

次々に罵られるヒーロー達。

これからどうするのかしら？

最終決断→←二人の継子

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