ヒーロー克服物語 鬼滅の刃×ヒロアカ

助けてくれたあの人は ページ21

緑谷side
ガヤガヤッ

今日は何時になく皆が騒がしく感じる。

そう言えばさっき峰田君と上鳴君が……。





峰田「おい、お前ら聞いたか！？すっげぇ美人がヒーロー科に来るんだって！」

上鳴「それも1人じゃなくて3人も！」

芦戸「それマジ！？」

峰田「あぁ、さっきオイラたち職員室の前で聞いてきたから確かだぜ！」





なんて言ってたっけな……。

相澤「全員直ちに席につけ」

シーン

それまで騒がしかったクラスがいきなり静かになった。

相澤「さっき峰田達が言ってたみたいだがお前たちの為に鬼殺隊の方々が来て下さっている」

そう言ったあとドアが開き、入ってきたのは顔に傷が沢山ついている人、髪の毛が桜色の人、髪の長い人、そして………

「あの時の！？」

突然大きな声を出してしまって皆がこっちを見ていた。

「………すいません」

峰田「緑谷お前もしかして知り合いか！？」

上鳴「そうなのか！？あの美人のお姉さんのメアド教えろや！」

？？「僕らの話はしていたはずだよね？」

？？「姐さんに何たる無礼！」

？？「期限は4日あったと思ったけど」

『…………ハァ』

教室に女性のため息が響く。

『何のための4日間だったのかしら』

？？「伊黒さんも言ってたよね、敬語と態度は徹底しろって」

？？「でも、まだお姉様に触られていないし安心だわ」

？？「ほんとにこいつらがヒーローの卵か？聞いて呆れるぜぇ」

爆豪「……上等だコラァァァァ！！」

『うるさい爆発頭ね』

爆豪「アァ！？上等だ、オイてめぇ俺と勝負しろ」

？？「てめぇ……誰に向かって口聞いてやがる！この方は鬼殺隊最強の隊士桜緋A様だぞ！ガキが偉そうな口聞いてんじゃねえ！」

『………くだらない事で命を捨てなくてもいいわよ』

？？「さすがお姉様、毒舌で素敵だわ！」

？？「僕もあんな風になりたいな」

『決闘の申し込み、受けるわ。私に勝てたら世界最強とでも名乗っていいわよ？けど、負けたら……………その口、治してあげるわ！』









僕を助けてくれたあの人は鬼殺隊最強の隊士で、毒舌な人のようです。

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