『三話……のはずだ』 ページ4
人間の少年と出会った翌日……
Aは昨日と同じように木の上で、朝早くから考え込んでいた。
――――昨日の感覚は何だったのだろう……
あんなに温かいものを感じたのは初めてだった。
ずっとずっと感じていた冷たい感覚が、スッと消えた奇妙な温もり。
Aまいくら考えてもわからぬその疑問を、頭痛がするまで考え続けていた。
日が南に到達する少し前、ガサリと下の方で音がした。
「よかった。まだそこにいたんだね」
『……昨日の人の子か……』
見下ろせば、昨日探していた猫らしきものを連れて、あの少年が来ていた。
『……何か用か……』
「改めてお礼が言いたかったんだ。昨日は道を教えてくれて、ありがとう」
――――まただっ
――――また、あの変な感覚がするっ！
Aは膝を抱えて縮こまった。
その変な感覚が早く抜けてほしくって、だがその感覚は嫌なものではなくて……もどかしく思った。
「降りてきてくれないか？」
『！？……何故』
「話がしたいんだ」
少年の真っ直ぐな瞳を見て、さらにその感覚は大きくなった。
思わず目を反らし、Aはじっと自分が抱えている膝を見た。
――――あの人の子は、この感覚が何か知っているのだろうか
再び少年に目を向けると、やはり彼はまっすぐと、しかも僅かに微笑んでこちらを見つめてくる。
Aはフワリと木から地面へと降り立った。
西村「夏目!休憩しよう!」夏目「に、西村！？」→←『…2話だ………そうだよね……読者の皆さん……?』
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パール(プロフ) - 那七奈菜＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾さん» もちろん、頑張っていきます！ (2017年5月11日 22時) (
レス) id: 989ff44c28 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 澤濡さん» ありがとうございます！ (2017年5月11日 22時) (レス) id: 989ff44c28 (このIDを非表示/違反報告)
紫機 - 澤濡さん» 頑張るぜ！ (2017年5月10日 22時) (レス) id: 0a15b87590 (このIDを非表示/違反報告)
那七奈菜＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾ - 面白一世これからもがんばってー\\ (2017年5月10日 17時) (レス) id: aa36e3d97e (このIDを非表示/違反報告)
澤濡 - 面白いですね＾＾これからも頑張って下さい＾＾ (2017年5月9日 17時) (レス) id: aa36e3d97e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫機&パール x他2人 | 作成日時：2017年3月28日 17時
