何で言ってくれなかったの? ページ21
天side
陸が意識を失うと同時に、
男は悲鳴を上げ姿を消した。
天)陸!陸!!
十)とにかく七瀬君とAちゃんを運ぼう!
環君と一織君は七瀬君を!
壮五君と楽はAちゃんを運んで!
母)『私もいいかしら?』
全)……え?……。
大)お前さん誰だ?
母)『話は後…早く二人を!』
〜寮〜
楽)よいしょっと。
壮)あの、貴女は一体…。
母)『…私と同じで、Aは人間ではない。
貴方達人間より、上位の神なの』
全)神!?
神?人間ではない?どういう事?
今の家族が偽物と言うならAさんは、
一体どうやって暮らし、生まれたんだ?
母)『Aが人間ではないを知ってるのは、七瀬陸君だけ…まさか普通に受け入れるなんて、思わなかったけれど』
天)なら何でAさんは、
言ってくれなかったんですか?
母)『嫌われたくないからよ…。
大好きな貴方達にAは見捨てられたくなかった…傷付くのが怖かったから…だから…』
十)教えてくれて、ありがとうございます!
母)『どうかAを大切にしてあげなさい』
その人は着物の裾を翻し、空へと消えた。
ラッキーアルファベット
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IDOLiSH7・TRIGGER
逢坂壮悟
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作者名:朱雀丸 | 作成日時:2016年10月17日 12時