今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,253 hit
小|中|大
嘘じゃなかったんだ ページ12
貴side
陸)泣いていいんだよ。
その言葉と共に瞳から大粒の涙が溢れて、
私は声をあげて泣いた。
ずっと心に溜め込んできた想いを、
七瀬君に全てぶつけた…。
貴)私は卑怯者でも化け物でも何でもない!
なのにあいつ等は私の存在を嫌った!
誰も私を認めてくれなくて…。
こんな苦しみを味わうくらいなら…私なんて…。
“生まれてこなければよかった”
パンッ
貴)…何…を…。
陸)そんな言葉聞きたくありません!!
生まれてこなければよかったなんて、
そんな事、もう二度と言うな!!
一)七瀬さん!
陸)俺達は貴女に生まれてこなければ良かっただなんて思わない!
貴女を嫌っていたならこんな事言わない!!
俺達を信じて下さい!!
そっか…嘘じゃなかったんだ…。
私を愛してくれる人達は此処に居たんだ。
ラッキーアルファベット
X
IDOLiSH7・TRIGGER
逢坂壮悟
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱雀丸 | 作成日時:2016年10月17日 12時