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第壱章 飛ばされた場所 1話 ページ3

あ「あーあ。やっぱり喰種は不味いなあ」



そう言いながら喰種を咀嚼する。



そうすれば


赫者になれて、もしかしたら赫包増えるかもだし


?「Aちゃん!店長呼んで…ヒッ!!」


あ「あ!金木くん!」


金「ご、ごめん!食べてたんだね」


あ「気にしないでよ。ほかの女の子より食べるとこ見られるの平気だし。食べる?不味いけど」


金「!!え、遠慮しとくよ」



この子は金木くん



リゼに食べられそうな時に、事故にあって

喰種の内蔵を移植された可哀想な子




この間の暴走以来、喰種専用の角砂糖で我慢しているらしい









金「ね、ねぇ」


あ「んー?どひたの?」


肉を頬張りながら聞く


金「そこの人は…た、食べないの?」


彼が指さす先には


この元喰種に殺された可哀想で美味しそうな女の子



あ「店長さんに渡すから食べないよ?」




金「人を食べることに抵抗って…感じる?」


なんか変だな



あ「どうしたの金木くん?なんか変な質問ばっかだねぇ」


ヘラヘラと笑いながら聞く


金「もしかして…きみは」
あ「そんなことないよ」


金「っ…」


あ「もし、人を食べたくない。だからこの人を食ってる。なんて思ってるなら見当違いだよ、金木くん。
仲間が欲しいなら、私はなれないかなー?」


金「ごめん…変な事聞いた、よね。」


あ「んーごめんね。強く言いすぎたかな?
店長が呼んでんでしょ?行こ行こ」



さっさと食事を終わらせる


ねぇ金木くん


私は人が好きだよ?





でも、だからって殺して食べないなんてことない。









だって、我慢出来ないもの。




あ「こんなに美味しいのに」


クスリと微笑み


あ「さ、行こっか」


金木くんを促した

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さらん(プロフ) - 楽しく読ませていただいております。更新楽しみにしています (2019年12月28日 10時) (レス) id: 7d89056dc9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Karaichi88 | 作成日時:2019年12月7日 15時

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