続・男子高校生の日常パロ ページ8
「おおこりゃヒドイ。冬休みに男だけかよい」
「それさっき聞いた……」
「うるせぇな、おう！！」
「頼むからもうそれ以上言うな」
「オレらはもうそんなん気にしなくていいんだよ！」
その時、サボの隣に住むコアラが家に入ってきた。
「サボ君？ごめ〜ん、ちょっと聞きたいことあって……」
サボたちが集まっている部屋にひょこっと顔を出す。
サッチがすかさず問いかけた。
「コアラ、ちょっといい？」
「ん？ていうかどうしたの、冬休みにみんな制服で集まって」
「お前この中で付き合うならダレ？」
コアラは「は？」という顔でサッチを見たが、しばらく押し黙ってから苦い顔で言った。
「マルコさん……？」
「うがぁああ「ぐううう「ぎゃああああああああああああ」うううううう」ああああああ」
汚い声を上げながら転げまわる選ばれなかった3人。
阿鼻叫喚の中一人勝ち誇った笑みを浮かべるマルコが胡坐をかいた足を叩いた。
「なかなか見る目あるじゃねぇか、ここ座れよい」
そのドヤ顔に腹が立ったのか、コアラが張り付けた笑みでマルコに向かっていく。
「やめてくださいそういうの。見損ないましたあ！」
空手黒帯、高校空手全国大会出場者による蹴り技。
さすがのマルコも逃げた。
「ちょっと待てよい！！ジョークジョーク！！！ジョークだよい！」
「おいコアラ！マルコさんあんまいじめるな」
「さて、話戻すけど、なんでお前ら冬休みなのに男だけなの？」
「サッチ！！お前はなに司会に返り咲いてんだ！！」
「それはもういいっつってんだろ！！」
「コアラ！それ以上は骨折れるよい！！」
「はいはい、じゃあ冬休みどこ行くか案だしてけ〜」
「もう収拾つかねぇよこれ！！文字数文字数！！」
「あ〜も〜山！！とりあえずスキー！！！」
「そ、そうだ、とりあえずスキーだ！！スキースキー！！」
「あーー！！折れた！！今絶対骨折れたよい！！」
こういうわちゃわちゃ感すごい好きです。
また書きたいけど、すさまじいキャラ崩壊……
コピペネタ３→←盃兄弟でやらせようかと思ったけどLの想像がつかなかったから断念した男子高校生パロ
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作者名：piece OF cake | 作成日時：2020年12月5日 1時
