社会人くらいでエースとサボについて話すマルコとコアラ ページ3
コアラちゃんとサボ君の兄妹みたいな関係と、エースの白ひげ海賊団の末っ子感が大好きです
全員記憶ありの転生パロ
「マルコさんお久しぶりです」
「おお、来たかよい革命軍の。久しぶりだよい」
「最近そちらはどうですか？」
「特に変わりないよい。オヤジは相変わらずだ。そっちは相変わらず忙しいのかよい？」
「ええ、そのくせ次席のサボ君がすぐに仕事押し付けてくるから。同じNO.2でもマルコさんと大違いです」
「はは、確かに参謀総長殿はよくエースのとこにくるよい」
「海賊時代の別れがあんなんだったせいで、余計にブーストかかっちゃってるみたいで。『今世では前世の分までエースと一緒にいる』だのって聞かないんですよ」」
「まぁ、死に別れた兄弟と再会できたらああなるのは分からなくも無いよい」
「だからと言って仕事を部下に押し付けるわ、定期報告会の最中にエース君の武勇伝を語り始めるわで……何回か殴ったんですけどまだ懲りないいんです」
「なぐっ……まあでもうちのところの奴も変わらないよい」
「エース君もですか？なんか意外だな。うちのところにエース君が来ることは珍しいから」
「奴にとっちゃ兄弟たちは、前世の自分のほとんどを構成してたものだった時期が長いからな」
「エース君とサボ君の過去のことですか？」
「そうだよい、もしかしておたくの総長そういう話しないのかよい？」
「ええ、まあ。前世の記憶を戻した時に少しだけ聞きましたけど、詳しい話はあんまり」
「エースは暇さえあれば話してくるよい。3人でクマ狩りした話とか。どうやら弟ができるまで、エースが信頼していたのは総長殿だけだったから、依存度でいえばエースも負けてないよい」
「まあ、腕に刺青いれるくらいですもんね。あの刺青今もあるんですか？」
「一時期入れようとしてたんだけど、今のご時世刺青に対して風当たり強いだろい？」
「そうですね」
「だから『S』ってネックレスつけてるよい。エースを狙って女の子とかが寄ってくると、誇らしげにこう、こうやって見せびらかすんだよい」
「……こっちも『A』ってネックレスつけてました。しかも似たようなことやってます」
「ははは、変わらねぇな」
「ホントに。仕事さえ真面目にやってくれれば何も言うことは無いんだけど」
「なんかこっちが申し訳ねぇよい。エースのことはみんな甘やかしちまって」
「いえいえ！サボ君が悪いんですよ」
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作者名：piece OF cake | 作成日時：2020年12月5日 1時
