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「どんどん暑くなっていくのに心は冷えきってく。」
自分の胸に手を当てて、あの男との口論で少し遅くなったせいか空が少し薄暗い空を見上げる。
今度はその空を指差して、
「私の心もこんな感じで薄暗いんだ。芸能界を辞めれば光が入ってくると思ったのに。人生、うまくいかないね。」
ハハッと
村野の乾いた笑い声が空に消える。
照らせるのが俺だったら……っていう、
思いだってある。
でも俺なんかで……って思ってしまう。
そういうところが弱虫なんじゃ。
自分に自信がなくて、最後までやり遂げない。
そんな人間、村野に合ってへん。
「私ね。追われてるの。」
「あの人は単独で活動してるからいつも一人。もう少しで大勢の人に囲まれる。怖いね。」
「東京に戻されちゃうかも。」
衝撃的な最後の言葉。
「じゃ、ばいばい。明日ね。」
「おん。明日。」
さんごです
私は北海道人なんですが、関西弁を書きすぎて標準語を書くのが苦手になってきました
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れんらん(プロフ) - しげちゃんと溺れるナイフが好きなので書いている人がいて嬉しいです！更新頑張ってください！ (2018年6月11日 22時) (
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作者名：さんご | 作成日時：2018年5月27日 10時
