検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,785 hit

ページ2

帰り

家に帰る方向が同じだったので一緒に帰ることになった。



校門を抜けると、



【真帆ちゃーん。】



パシャリ


「やめてください!」



【よし、雑誌にのせよ。】


「あの!あの!」


男は村野を無視して行ってしまった。



「芸能界。嫌い?」


「大嫌い。」


「何で?」


「それは今度。」



どうしよ…と少し焦りぎみに橙色に染まってきた



空を見上げる。



きれいな横顔じゃ。さすがモデルやってるな。



「……寒い。」



「………え?今夏じゃけど。」


「ううん。心が。冷えきってる。」


村野は俺の胸に手を当てて、


「重岡は暖かい。優しいんだよ。」



悲しげに言う村野を前に、


「ありが、とう…」



こんな言葉しか言えへん俺。



優しいんやなくて、









弱虫なだけ。

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 重岡大毅   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れんらん(プロフ) - しげちゃんと溺れるナイフが好きなので書いている人がいて嬉しいです!更新頑張ってください! (2018年6月11日 22時) (レス) id: 0c5afdadd2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さんご | 作成日時:2018年5月27日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。