転職9 ページ15
tn「すまんかったな…」
沈黙を破るように声を出したのは書記長ことトントンさん
俺の顔を見ようとしないのか､罪悪感なのか俯いたままだった。
os「…キミが戦争孤児だったとして、どうして我々国に来たん？我々国にその類の施設はない。その周辺だと……数年前までS国があったけど､キミはS国から来たって訳でもなさそうやなぁ。」
いやS国 is 何処
『我々国に来たのは､軍に入って兵士になりたかったからなんです…俺の生まれた国は分からないけど、あの戦争がなければ俺は家族と暮らせていたと思うんです。だから俺､戦争ではもう誰も失いたくない。それに、兵士になれば死んだとしても………大丈夫…なんで、ﾊﾊｯ』
テンプレ答えちゃったよ大丈夫かこれ。
最後とか癖で笑っちゃったしどうしよう
なんやお前舐めてんのか！とか言われたら死んでまう。
恐る恐るオスマンさんとトントンさんを見る。
os「……キミ、名前は」
『あっA、です』
os「ほなA｡これは外交官とちゃう。オスマンとしてお前に聞く。我々国は軍事国家で､戦争国家や。なんでここに来たんや。平和条約を結ぶ国やったらいくらでもあるはずや。それにキミ、雰囲気的にも極東の方出身とちゃうんか？極東は平和国家や。なんで態々その国を出たん。」
質問とちゃいますやん兄貴ぃ…怒涛の質問ラッシュやないですかぁ……
てか極東って言った？日本ある？マ？？？
tn「極東っていったら…N国とかか？」
日本国かなトントンさん
os「せや、その辺。なぁ、なんでこk「はいはいストップ〜 オスマンもトントンも聞きすぎだよ〜｡も〜、固まっちゃってるじゃん。駄目だよ？彼はこれでも怪我人だ。いきなり幹部たちにこんな大量の質問されたら疲れちゃうって思わなかったの？」……ごめん、ペ神」
え、しんぺい神さんマジで聖母なの？パシフィックだね？？
sn「ここあくまでも医務室なの！A君に詰め寄りすぎやで二人とも。 もう今日は終わらせて、明日聞きや？」
そう言われた二人は最初こそなにか言い返そうとしたのか口を開いたが､本能が何か察したのだろう。
諦めて帰っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 469人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルーナ(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主くん…いい人すぎ。好き。応援してます！ (2020年9月26日 17時) (
レス) id: f3c1e985f9 (このIDを非表示/違反報告)
そな - 初コメ失礼します。えっと、好きです。(唐突)頑張ってください！応援してます！！ (2020年9月26日 6時) (レス) id: 4f39522c1e (このIDを非表示/違反報告)
蓮水(プロフ) - bookuuさん» 嬉しいコメント､ありがとうございます。 更新頑張りますのでこれからも楽しみにしててください！ (2020年9月26日 0時) (レス) id: 0fff43366d (このIDを非表示/違反報告)
bookuu - 見てすぐに確信した、めっちゃオモロイ！！！ 更新頑張ってください！！ (2020年9月24日 20時) (レス) id: c1bd0a2f46 (このIDを非表示/違反報告)
蓮水(プロフ) - 琥珀。さん» 嬉しいお言葉をありがとうございます。 本日中にあと2つほど更新するつもりなのでお待ちくださいませ。 これからも精進して参ります。 (2020年9月21日 16時) (レス) id: 0fff43366d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮水 | 作成日時：2020年9月19日 23時
