検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:392 hit

シャドウ:三輪霞 ページ10

「おー...それじゃあ、私も派手にやるかね。憂太!本気出すぞッ!!!」

眠ったままの回路を起動させるには、より強いイメージを必要とする。私の魔術回路はすべてが破壊された状態であり、本来なら魔術という魔術をすべて使用することは不可能だった。

三輪霞「うそ...あの人、自分から心臓に刺した!?なんで刀動かしちゃうの!?」

憂太と融合した今、不可能は可能に変化する。

私の魔術回路が開いたきっかけは、少し人生が嫌になった二歳の頃だった。その時期はあまり親が帰ってこれなかったのもあって、自分で自分の心臓を殴った。その瞬間に魔術回路は私の声に応答した。

自傷行為。イメージでは開かないそれを、私は実際に自傷することで開くことができる。

「心臓修復、承認。魔術回路全起動、承認。宝石魔術、承認。投影機能、承認。ガーンディーヴァ投影成功、宝石魔術による強化を行う。」

?「...刀が塵のように崩れた?それだけじゃない...外傷さえも修復されて...」

「この弓はアルジュナの弓、我が神の一撃をご覧にいれよ。」

三輪霞「あっ...まさか、逃げろってそういう...」

加茂憲紀「逃げろー。」

三輪霞「あーっ!?なんで私だけ置いて...」

禪院真依「さっきから声をかけても聞こえてなかったじゃない!?」

三輪霞「それはごめんなさっ...!」

三輪が遅れている。助けれる確率は五分五分...否、多少は衝撃に耐えれると信じよう。

「放て。」

弓矢がサーヴァントの核に突き刺さり、矢からは光が漏れ出す。

三輪霞「っ...!?」

「安心しろ、庇ってやる。こんな高熱のやけどに耐えれるのは、私ぐらいなものだからな。」

爆発____とてつもない熱風が、辺り一帯を吹き荒らした。

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:Fate , 聖杯戦争 , 呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2022年2月14日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。