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サンソン「ムカつく気配がしたんで戻ってきたんですけど、とりあえず禪院の首を落としていいですか?この二人、あの敵に差し出していいですか?」

「いいね、それ囮に使おう。ハロウィン用の戦力とかどうでもいいや。世界滅ぼそ。」

禪院直哉「滅ぼすな!!!」

夏油傑「......ああ、ちゃんと仕事していたんだ。とりあえず他の男には消えてもらうけど、それで構わないね?君が守った一般人の命も全部もらったし、この呪力があれば聖杯も願いを叶えてくれるだろうさ。それじゃ、一回飲み込もっか♡」



人間の悲鳴、人間の憎悪。そういった負のすべてを、聖杯は聞いている。応えてくれる。

「......泥の、怪物。」

私の汚く、醜い願いも、すべて叶えてくれる。

命じた。私の望むものを飲み込めと。

「うざ...一つやっていい?お前らが助かる魔術なんだけど。」

サンソン「いいですが...僕たちって、マスターは」

「転移。」

そこにあったのは私の望み通り、私の望む彼女だけだった。

.→←加虐心



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作者名:琲世 | 作成日時:2022年2月14日 7時

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