検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:398 hit

. ページ15

アンデルセンという、有名な作家さんと同じ名前の少年。彼が私の背中を押してくれた。だから私は恐れず戦えた。

真人「今の術式も気になるなぁ...!」

彼はまだ成長途中。発言通りであれば、彼の術式は触れることで発動するもの。なら勝ち目は私にある。

三輪霞「抜刀!!!」

真人「!?」

シン・陰流は術式じゃない。半径2.21mの簡易領域内に入った者たちを、フルオートで迎撃するもの。これは部外者には決して教えることはできないという縛りがある。

三輪霞「(目で見て盗むなら簡単だけど...あの人、やったよね!?)」

「(いいな、真似しよう。)」

真人「マジか...でも、その速度を上回ればいいだけだろ?腕もすぐに再生できる俺にとって、その技は意味がないし。」

三輪霞「(あっ、やば。)」

敵にもバレた。私程度の腕じゃ、この速度の抜刀はすぐに避けられる。

三輪霞「(次失敗したら全員死んじゃう。私は、私は...)」

釘崎野薔薇「仕方ないわね。共闘ってヤツでしょ?」

禪院真依「そうじゃないと顔向けできないわよ。行って、二人とも。そこのガキも連れて。」

三輪霞「二人とも...!」

釘崎野薔薇「要は触れなきゃいいんだろ?五条先生が来るまでの時間稼ぎ、引き受けてあげる。」

禪院真依「少しだけ見直したわよ、三輪。あなたの分まで頑張るから。」

「......」

五条先生が来るまでの時間稼ぎ?何分?何秒!?

その間に避けられなかったら死んじゃうのに......どうして怖がらないのかな。

禪院真依「勝ち目はあるのよ。」

三輪霞「え...」

アーサー「夏油傑は結界の外へ逃げた。マスター、二人を連れて生き延びるんだ。カウレスもじきに魔獣掃討を終えると言っていた。」

「ああ、ここは任せとくよ。」

.→←三輪霞の覚醒



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:Fate , 聖杯戦争 , 呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2022年2月14日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。