検索窓
今日:30 hit、昨日:2 hit、合計:877 hit

. ページ21

狗巻が近くにいたなら、誰が封印されたのかは明確に理解できたはずだ。そう、彼が見逃すわけがない。

そのような報告が一切なかった理由として、予測できるのは......

「随分と物分かりがいいんだな、お前は!」

狗巻棘「憂太が望まないなら、俺も夏油の命令を拒絶する!ただしタイマンは絶対にやるからな!?」

「おうさ!カルデアの通信を切っといて正解だったよ...何とか敵を騙せたんだからな!」

夏油傑「...!」

裏切り。ただの情で裏切るような男だと思っていたが、まさか『相手の望みではない』という理由で裏切るとは。

これでは何のために殺したのか、何のために殺させたのか。目的のものを同時に手に入れるためだったというのに......

夏油傑「狗巻ッ...それでいいのか...!」

狗巻棘「死後に願いを叶えるなんて、あまりにも贅沢すぎる話だろうに。飛び降りていい?このまま一万を消滅させる。」

「それじゃあ...同時にやるとするかッ!『言よ響け、愛の叫び(カースト・レッティング)』!」

狗巻棘「『愛無き呪言(ハートレス・レッティング)』!!!」

二人の声が響いた瞬間、一万の兵士は身を守ることもないまま死に絶えた。

私が取り込んだ一万の猿、それを一瞬で。

「このまま敵陣へ突っ込めェ!!!」

ブーディカ「......ナイスだよ、マスター。夏油は私が引き付ける!私も後で絶対に追い付くから!」

ネロ「ああ、感謝する...!進軍せよ!!!」

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:Fate , 聖杯戦争 , 呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2022年2月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。