エルメロイ教室のある天才たちの未来 (ページ18)

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一万の兵士たちページ18

フラット｢......バーサーカーは無事だった、連絡は誤報だった。でもブーディカは...｣

『罠と考えたいけど、指定された位置からは何の反応も感じないんだよね。正確にはサーヴァント二騎の反応は感知したけど、本物の命はそこに存在していない。』

カウレス｢存在していない...？｣

『このまま砦へ向かってくれ！戦略的に見れば、君たちの行動は自殺行為だ。でも君たちがブーディカを助けるって決めた以上、ボクたちも全力で支援する！』

藤丸立香｢はい！｣

一、二、三、四、五。

五匹の猿、その中でもとびっきりの弱者が一人。

カウレス｢......先生、なんで？｣

エルメロイⅡ世｢カウレス...何故ここへ来た。お前たちがここに来る理由など、存在しないと思ったのだが。｣

カウレス｢ブーディカを捕まえただろ！？あの女剣士を！あの人を返してもらいに来た！｣

アレキサンダー｢......？僕たちはここから一歩も動いてないし、そんな子が顔を見せた記憶もないかな。君たち、何か勘違いしてるでしょ。｣

マシュ、あの子は魔力を持つくせに魔術が使えない最悪の猿。あんな奴のせいで、そういう奴が下の者の存在を消すせいで、だから私は＿＿＿＿

夏油傑｢ご苦労様、二人とも！早速だが一万の兵士を召喚しようか！｣

藤丸立香｢......は？｣

夏油傑｢呪霊操術の人間バージョンってやつかな。本当なら獄門疆に封印したAも使いたいけど...彼女の事はどうしてか操れないし。君たちは一応強い、だから猿を一万匹召喚する。数で攻めていけば、君たちも諦めて死んでくれるだろ？｣