好き【ゆーつる】 ページ7
好き。
この2文字を言うことも、俺はなんか気恥ずかしくなってしまって言えない。
嫌いとか好きじゃないとかそういう類のあれではないことは確かなんだがなんでなんだろうか…
ずっと頭の中でモヤモヤしてしまっている
そんなこと関係なくこいつは…
「なぁーつるぎー」
「ん？なに？」
「ううんなんでもない！」
「なんだよそれw」
「えへへー♡」
いっつもこんな感じで可愛い…なんなんだこの可愛さで人を軽々殺せる兵器は。
「yuyqさんはさ」
「ん？」
「こう…好きって言う時…は、恥ずかしくなったりしねぇの？」
「しねぇだろwだって好きなもんは好きやし、当たり前やろ？」
バカほどイケボで当たり前だろって、なんやこいつ落とす気かよ(既に落とされてる)
「マジで？恥ずかしくならねぇのか…」
「もしかしてつるぎちゃん…恥ずかしくて言えない？？？」
「ま、まぁ…そーゆー事だよ…」
さすがに1発で図星をつかれると思ってなくて動揺したな…なんでも分かってんだよなyuyqさんは…
「なぁ、好きって言ってや」
「は？」
「は？」
「いや、今恥ずかしいって言ったじゃん、聞こえてなかった？」
「恥ずかしいってことは、俺の事好きじゃないってこと…？」
いやいやいやそれは極論すぎだろって。
そんなわけねぇんだよな…
「いや好きだよ…めちゃくちゃ好きだよ…」
「んじゃ言ってや、好きって」
「いや今言ったよ。」
「ダメ、好きってだけ言って」
「ぐぅ…す…っ…ぅぅ…す、好き…だよ」
「言えるじゃんか、ねぇもう1回言ってよ？」
「やだ。」
「なんで？！」
「もう言ったから」
これ以上言ってたら恥ずかしくてぶっ壊れそうだからここでやめとくのが懸命だよな…
「…んじゃこっち見て」
「ん？」
「好きだよつるぎ。愛してる」
「…///」
「顔真っ赤wそんなにw？」
いやど至近距離で彼氏に好きだよって言われたら誰でも赤面するよな？おかしくないよな俺？
「ほんとずりぃよお前…」
「んん可愛いなぁつるぎちゃんは。なぁ今からしようや！ね？ダメ？」
「ヤダ」
「いいじゃんかあぁぁぁぁ！ほら！行くで！愛の…発展場…？に！」
「ちょっ、待てっヤダって、明日も仕事だぞおい！」
「関係ないーつるぎちゃんが可愛いのが悪い」
「シャーないわかった…」
どうすれば好きって言えるかなって思ったけどもうyuyqが言ってくれるしな。それだとダメか…？まぁそれでも
俺は一生愛されることになるみたいだ
終わり
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作者名：るー | 作成日時：2020年9月1日 20時
