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真希｢さっきの、どうやったんだろうな。｣
乙骨｢あれが魔術かぁ...というかあの人たち、大丈夫なのかな。特異点？っていうのが修復されたら、基本的には僕たちの記憶は消える。でも今回は高確率で消えない可能性があるって言ってたし...それであの人たちの仕事に支障とか...｣
真希｢気にしたら負けだろ。さっさと行くぞ。｣
乙骨｢う、うん！｣
真希｢......杖を一度振るだけで、半分を殲滅とか......マジの化物だな。｣
キリシュタリア｢格闘術でも覚えたのかい？｣
ロマニ｢まあね。人の姿を保ったまま戦うなら、魔術の前に素手で戦う方法が知りたかったから。｣
キリシュタリア｢...そうか。少し休むかい？ちょうど向こうから通信も来てるし、こちらもこれからの事を...｣
『キリシュタリア！今どこにいるんだい！？』
キリシュタリア｢小学校だけど...訳ありで今すぐには離れられないよ。神秘の隠匿はもう放っといていいけど、呪術の隠匿が厄介だからね。｣
『そっか...仕事が終わったら、すぐに提示した位置に来てほしい。A、ナイチンゲール、アスクレピオス、サンソンの四人の救援だ。』
キリシュタリア｢！？｣
『生前の夏油の...に引っ掛か......なって...あれ？通......が...早く...助......』
キリシュタリア｢......｣
ロマニ｢キリシュタリア、今のは。｣
キリシュタリア｢また妨害だ...向こうとこちらの時間に差が見え始めた可能性もある。魔力はだいぶ食ってしまうが、転移の魔術でも使わせてもらおうかな。｣
ロマニ｢それならボクが送ってあげるよ。指定位置を教えてくれるかい？今のボクなら、その位置に近い場所までワープさせてあげれるよ。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年12月29日 20時
