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A.D.2017 百鬼夜行物語 呪術廻戦0 ページ29
きっかけとなったのは、ある女の死だった。
私たちは彼女をある場所まで護衛し、抹消____抹消とはいっても殺すのではない。その子とある人物が同化するための儀式のため、彼女が死なないよう護衛する必要があった。
まだ14の中学生だった。大切な人と別れることを惜しみ、彼女は同化を拒絶した。なら、私たちも彼女が生きていけるようにサポートしようと決めた。
享年、14歳。ある男に射殺されたのだ。
その男に彼女を殺害するよう依頼した宗教団体は、まだ小さな女の子の遺体を見て喜んで拍手していた。
『呪術師は非呪術師を守るためにある』、だって?
こんなクズどもを救うために、私たちはこの命を懸けていたのか?
呪力を持った双子の少女が虐待され、監 禁されている光景を見て、私は決意した。
二人を覗いた112人の集落の猿を殺し、私は追われる身となった。
だが気持ちよかったんだ。
私は大量殺人犯となったが、同時にこの二人の少女を救えたのだから。
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月29日 20時