検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:600 hit

. ページ43

シグルド「ごり押し...クリア...!」

弓ギル「我の手を煩わせおって...!太陽の!貴様もここに来るのが遅いではないか!」

オジマンディアス「ん?だいぶ下だったし、五体も倒してきたからな。黄金の、貴様もずいぶんと苦労をしているようだが。竜殺しの手を借りねば、ビーストさえも殺せぬか?」

弓ギル「一人で十体ぶっ殺せるわ!!!見ておけよ太陽のォ!!!」

オジマンディアス「冗談だ。五体倒したとはいえ、あれは弱体しきったものだった。元となったキャスターの霊基も、維持が難しくなってきたのだろう。だからビースト幼体が存在する中での最上階、第二層に力を集中させた。おかげで骨を一つ喰われただけで、ここまで這い上がれた。」

シグルド「...!マスターに連絡は!?」

オジマンディアス「案ずるな。この程度で動けぬというのなら、英霊と呼ぶに相応しくなかろう。」

シグルド「そうであったとしても、マスターはそれを望まないことを知っているだろう!」

オジマンディアス「......それを言われては弱いな。仕方ない、擦り傷だけ報告するか。」

弓ギル「すべて報告せんかァ!!!」



弓ギル「なんて喧嘩をして申し訳ございませんでした!!!」

「ええ...なんで土下座するの...」

藤丸「いや、先輩のこんな顔色を見たら謝りたくなるよ。俺も正直謝りたくなってきた。ビースト幼体倒したところで、この人の苦しみよりかはマシだろうなーって...」

「さっきより回復してきたから、平気だって...それよりも、なんか人が多いように見えるけど...」

藤丸「確かに。ここに来る前、妙な声も聞こえた気がするし...その声に導かれたのか、皆の怒りが静まっている。住民同士の殺し合いは最初からなかったかのようだね。」

ホームズ「......ふむ。死後はその力も弱まるのか。そこまで再現するほどの力は、今の女神にはまるでないのか...それとも単に難しかっただけか。」

藤丸「ホームズ?」

ホームズ「ああ、すまない。先に言っておくべきだったかな。今現在、ライダー霊基の女神は天界より命を放っている。これまでの旅で出会った者たちに力を貸すよう、命令をしてくれたんだよ。もしかしたら...彼らにも思わぬ再会があるかもしれないね。」

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月26日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。