天界より放たれた、最後の増援 ページ39
すべての命、ここに在り。
私が蘇ったのなら、天界が再び蘇るのも当然のことなのです。
後悔をしているのなら、その後悔をここで償いなさい。やり残したことがあるのなら、ここでそのすべてをやってみなさい。
女神の名において、お前たちに強制します。カルデアのため、その命を懸けなさい。
それが、お前たち妖精にやれる、最後の仕事なのです。
アルターエゴ「バリツ探偵めが......地上に残る人間を生かしたところで、どこにも逃げ場はない。帰って苦しめるだけだと、私は的確な結果を提示する。」
ホームズ「ああ、こちらも何度提示したことか。それでも生きている限り、多くの人を助けたいと願ったマスターがいる。それに応えずして、どう英霊と名乗れるのか......」
アルターエゴ「時間を浪費することを選んだか、探偵。......私はアルターエゴの女神、彼女の別側面。人に慈悲を与える者、同時に人を憎む者として君臨したビースト幼体。彼女が裏切りを選択したのは、本当に素晴らしい英断だったと私は褒めます。おかげで人を殺しまくる状況が完成したと、結果を述べます。」
紙屋「機械かよ...アイツ...」
アルターエゴ「無駄なく掃討しましょう。私は塵一つ残さず、お前たちを掃討することを特技とします。私の前に現れたからには...覚悟はしているのでしょう?」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月26日 18時