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アサシン｢刀...鬼殺隊の...？違う...黒の剣士...｣
藤丸｢先輩から借りたんだ。｣
アサシン｢......マスター自らが戦うとは面白い。藤丸立香、ビーストという獣を踏み越え...何を望む。｣
藤丸｢生きたい、それだけだ。｣
アサシン｢そうか...一つになれないのは残念だが、きっと奴らなら...もっと......｣
五千人の命も消えた。ビーストを倒したって、分身がいる限り何度でも蘇る。救ったって何度も奪われるかもしれない。
藤丸｢......｣
でも、それで救うなっていうのはおかしい。例え二度と関わることのない世界でも、誰にどう作られた場所でも、俺は救いたい。
傲慢だとしても、そうしたいからそうしたいんだ。
ライダー｢あの...さっき、半神を捕まえたって...あなたの大切な人だよね？｣
藤丸｢ああ。助けに行きたい。｣
春｢......A、ここからは好きにやるぞ。人間が死んだのなら、それはそこまでの命だったってことだ。お前が救いたいのなら救え、だが俺は殺す。お前らが迷わないように、一つの道を選べるように、たった一つの選択を残せるようにする。｣
女神｢...わかったわ。仮契約したからには、私はこの子についていく。ごめんなさいね、春。｣
春｢大丈夫だよ。また地上で会おうぜ。｣
女神｢......そう、ね。｣
春｢？｣
女神｢ごめんなさい。少し...一人にさせて。｣
五十万層以下に続く道ならある。そこが瓦礫に押し潰されただけで、魔術を使えば簡単に退かせる。
女神｢...百万一層、ちょっと無理をさせるわよ。あんなクソどもにすべてを壊されるぐらいなら、私はカルデアと手を組む！この意思を尊重し、カルデアが契約する全英霊をこの世界に召喚なさい！！！｣
私は...獣にでもなるか。
女神｢......女神の名を、ライダーに返還します。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年12月26日 18時
